10月27日に開催が発表された「eMAH-JONG 麻雀格闘倶楽部 プロトーナメント」。eスポーツとして麻雀の腕を競う大会であり、麻雀の新たな裾野が広がる取り組みとして注目されている。
麻雀格闘倶楽部の一大イベント「投票選抜戦」において、長年にわたって女性プロ1位の座を守り続けているのが、Mリーグ・KONAMI麻雀格闘倶楽部に所属する高宮まりプロ。まさしく同ゲームの象徴とも言える存在だろう。高宮プロに、今回のプロトーナメント開催について、お話を伺った。
-今回は実際に特別筐体での対局に臨まれましたが、新しく感じたところについてはいかがですか。
開始画面に「麻雀格闘倶楽部」だけではなく、「eMAH-JONG 麻雀格闘倶楽部 プロトーナメント 」という名称が入っていまして、すごく新しいことが始まるんだなという感じがありました。
-今回は「eMAH-JONGプロ 」という、今までの麻雀プロとは少し違った存在が生まれることになります。
私どものプロ試験とか、そういう形ではなく「麻雀格闘倶楽部」という筐体を通してプロになられる方がいらっしゃるということで、今までにないワクワク感があると感じています。
-来年には「eMAH-JONGプロ 」と日本プロ麻雀連盟のプロが対戦する大会が行われ、高宮プロもそこに出る可能性があります。
どのようなスターが誕生するのかがすごく楽しみですし、私もぜひ参戦させていただきたいです。
-そこで活躍した人が麻雀プロ、そしてMリーガーとして活躍するようになるかもしれません。
これから新しく始まることなんですけど、すごくたくさんの活躍の可能性があると思います。従来のプロ試験を通さずプロ活動に挑戦できるという意味でも、挑戦しやすく、かつ夢がある企画だと思います。
-「麻雀格闘倶楽部」には麻雀に真剣な方もいらっしゃれば、プロと打つことを楽しみにしているファンの方もたくさんいらっしゃって、これからどんどん裾野も広がると思います。ファンの方に向けてひと言コメントをいただけますか。
「eMAH-JONGプロ 」を目指していただくこともそうですけど、とにかく「麻雀格闘倶楽部」をそれぞれの方法で楽しんで、愛していただけたらうれしいです。よろしくお願いします。
-そのためにも、KONAMI麻雀格闘倶楽部というMリーグチームの活躍が大事だと思います。
私たちが活躍することによって「麻雀格闘倶楽部」という、私たちにとってはゲームというより生活や人生の一部的なもの、それに注目していただけたらうれしいと思っています。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。