それでも、伊達朱里紗のハートは砕けない。【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 2/12 第2試合(麻雀チャンネル2)】担当記者 南山幸浩

それでも、
伊達朱里紗のハートは
砕けない。

文・南山幸浩【木曜担当ライター】2026年2月13日

第2試合

東家:伊達朱里紗KONAMI麻雀格闘倶楽部
南家:醍醐大セガサミーフェニックス
西家:萩原聖人TEAM RAIDEN / 雷電)
北家:中田花奈BEAST X

実況:日吉辰哉
解説:河野直也

伊達朱里紗が「強い」と評されるのは戦歴を鑑みても当然だと思うが、
具体的に何が?と問われると、うまく言語化ができないでいた。
検討配信を行わないので、彼女の「読み」に関しての情報も少ない。
役満テンパイを崩してまで降りる、「守備力」が長けているからか?
いや、それだけではこれほどの成績を残せないよなあ…。

今日、そんなモヤッとした感情が少し晴れたような気がした。

伊達朱里紗の心は砕けないのだ。
ポイントが減っても、負の感情を次局に持ち込まない。
常にフラットな状態で打てる、心の強さ・メンタル管理が上手いのではないか?
そんな結論に達したきっかけは東1局であった。

親の伊達がペン【7ピン】待ちのテンパイを入れる。

醍醐が嵌【8ピン】待ちのリーチを入れる。

当たり牌【8ピン】を掴んだ伊達。

ワンチャンスの【9ピン】を選択し、【8ピン】【4ソウ】のシャンポン待ちにして対応する。

無筋の【6ソウ】はさすがに厳しいと、

安牌の打【5マン】を選択しテンパイを崩す。

上家の中田から【5ソウ】が切り出され、伊達の手が止まる。

「親は流させない」と」いう意思が感じられるチー。
ほぼ通りそうな萬子を切っていき、【4ソウ】のくっつきテンパイを狙う。

しかし、この鳴きによってラスト1枚の【8ピン】が醍醐の元へ。

なんと、裏3で3000・6000の和了に!

【白】のみで親を死守しようとしたばっかりに6000の親被り。
しかも、自分が3枚持っていた【8ピン】を…。

これはメンタルにくるだろう。

手広いイーシャンテンもテンパイしない、そんな展開で迎えた東4局1本場
今までのうっぷんを晴らすかのように、伊達からダブル立直が入る!

山に4枚の【4ピン】が顔を出さないまま、中田が【3ソウ】待ちの七対子で追いつく!

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