あのシーズンの記憶を
呼び起こす、完全なる
勝又健志劇場
文・カイエ【火曜担当ライター】2026年5月12日
ファイナルは16試合を2週間で戦う。
週央の水曜日を跨いで、月火を前半・木金を後半とする。
これで4ブロック。
今期のファイナルはここまで、それぞれのブロックにおいて支配的なチームが順に入れ替わっていく展開になっている。
最初の「ブロック」はKONAMI麻雀格闘倶楽部の時間帯。
セミファイナルからの勢いそのままに、見事なスタートダッシュを決めた。
特に滝沢監督と伊達朱里紗は好調を継続。
一気に首位浮上とした。
次の「ブロック」=1週目の後半はBEAST Xの番。
4戦中3戦でトップを飾り、一気に首位浮上。
特に金曜第2試合の東城りおのトップは爆発的で鮮烈だった。
そして、ファイナルは早くも最終週に突入。
第3ブロックのはじまり。
中田花奈のトップで、週を跨いでのチーム5戦4トップ目を決め、首位固め。
自身も前回ラスの雪辱を果たした。
下克上を誓うBEASTが一気に突き抜けるか。
しかし第2試合では、鈴木大介に対して勝又健志が上家から辛く打ち、トップこそ逃したものの、条件戦ならではの思考や選択が、麻雀IQ220の強さと上手さを証明してみせた。
BEAST としては、この包囲網を打ち破らねば優勝は難しい。試練の時だ。
第2試合
東家:高宮まり(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
南家:瀬戸熊直樹(TEAM RAIDEN / 雷電)
西家:下石戟(BEAST X)
北家:勝又健志(EX風林火山)
首位のBEASTは最多ポイント男、下石戟を起用。
そして、ぺこすた入場せしは、再びの軍師勝又。
思えば2020-21シーズンでは、ファイナル7戦に出場し、5トップ。鬼のような強さを発揮してチームを優勝に導いた。
この年の風林火山は、レギュラーもセミファイナルもギリギリの通過。
ファイナル序盤も、風林火山にならトップを獲らせてもいいという状況で、逃がされる展開が多かった。それに乗じて、あれよあれよと大躍進。
特に勝又は、個人で274.2Pを荒稼ぎしている。
そして最後は怒涛の4連闘。「勝又・勝又・雨・勝又」の采配で、一気に初優勝の栄誉に浴した。
東1局
その勝又が先制リーチを放つ。
ドラ切りリーチでも満貫は確定。
首尾よくツモって2000・4000。
東2局
ここも勝又。
・
と軽快に仕掛けて大三元は枯れているものの、
にくっつけば満貫。













