東城りおの眼に宿る思い
〜「りおのカーニバル」開催!
文・千嶋辰治【金曜担当ライター】2026年5月8日
ファイナルの舞台で東城りおが大仕事。
+103.6の特大トップを決めた。
目をつぶり、喜びを噛み締める。
東城は本当に嬉しい時、よくこんな表情をする。
特大トップも嬉しかっただろうが、本人曰く、5月5日の前回登板時に見舞われた伊達朱里紗への放銃が胸に刺さっていたのだという。
トップ目からやや前がかりな放銃。
「究極の条件戦」を戦っているファイナルシリーズにおいて、トータルトップのチームを楽にするようなプレーは自らの勝利を危うくすることに直結する。
「伊達ちゃんと同卓したら絶対に負けるまい。」
東城が胸に秘めた雪辱を期す思いを感じながら戦いを振り返りたい。
第2試合
東家:黒沢咲(TEAM RAIDEN / 雷電)
南家:永井孝典(EX風林火山)
西家:伊達朱里紗(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
北家:東城りお(BEAST X)
・黒沢の三段ロケット攻勢も…
東1局で黒沢がロケットスタートを決めた。
伊達の先制リーチの陰で現物待ちで息を潜め、永井から
を討ち取った。
点数は2,900だが、親権を維持することに成功した黒沢はここから大爆発。
続く東1局1本場、
黒沢の先制リーチに対して満貫テンパイで追いついた永井。
真っ直ぐに
を切り飛ばして真っ向勝負を挑むもこれが通らず。
リーチピンフドラウラの12,000は12,300を永井から。
さらに東1局2本場で黒沢は、
リーチツモピンフ赤ドラウラの6,000は6,200オールで持ち点は60,000点に迫ろうという状況。
第1試合で瀬戸熊直樹が4着に泣いた失点をカバーすれば、5月7日の萩原ー本田の逆転リレー再現となる。
本田がカメラに何度も突きつけたRMOが黒沢の手によって再び… と、雷電ユニバースは色めきだっただろうが、その頭上には重苦しい暗雲が垂れ込める。
東2局。
配牌から
がトイツだった黒沢。
3巡目に伊達から
が切られるも涼しい顔でスルーして門前テンパイでリーチを放った。
1枚切れの
が狙い目ながらもアガリ牌は山に2枚のみ、すんなりとアガリを拾えない。
と、ここで再びリーチに突っかかったのが永井。
赤2枚とドラが入ったチャンス。宣言牌の
をチーして腹を括った。
結果は三河の猛将に軍配。
親満を献上した黒沢から親満を討ち取って失地回復。
黒沢にはさらに辛い展開が待ち受けていた。
続く東2局1本場、2番手の伊達がリーチツモタンヤオドラ3赤ウラの4,000-8,000をツモ。
つい2局前までトップ盤石とも思われた黒沢、再び戦いのフィールドまで引きずり降ろされてしまった。













