内川幸太郎、
望外のウラ3で快勝!!
サクラナイツ、
全員トップ1番乗り!!
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」の開幕8日目、第2戦は内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)が、トップを獲得。開局でウラ3の12000を鈴木からアガった内川が要所で点棒を重ねて、逃げ切りトップ。首位・サクラナイツはチーム4人がトップ獲得1番乗りを達成した。
第2戦の対局者は、EX風林火山・勝又健志、セガサミーフェニックス・茅森早香、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう、そして内川の4名。スタートダッシュを決めたのは北家の内川。リーチ・タンヤオ・赤1・ツモり三暗刻。この手に鈴木がツモ切りで放銃。そしてなんとウラドラが3枚! いきなり12000点の直撃で、鈴木の出鼻をくじく。
次局の鈴木の親は、勝又がドラ2のカンチャン待ちをあっさりツモって、1000・2000で落とされる。
南1局、鈴木が起死回生のリーチをかけるが、またも勝又の3フーロに軍配が上がる。・赤1の2900を鈴木からアガって、200点差で内川を捲くることに成功。
同1本場、しかしその内川がホンイツ・の5200をツモって再逆転。
南2局2本場、内川がをポンしてのドラ1・赤1の3900点を茅森から仕留めてリードを広げる。
南3局、鈴木がをポンしてホンイツへ。ポンポンと3副露しての待ちテンパイ。そこへを持ってきた鈴木はを加カン。すると茅森からロンの声。タンヤオ・チャンカン・赤3の親マンガン。(※チャンカン…他家が加カンした牌でアガった場合につく役。1翻役。)
同1本場、親の茅森がイーペーコーのカン待ちで先制リーチをかけると、ハコ下に落とされた鈴木が直撃を狙って追いかけリーチ。待ちのピンフ・赤1。狙い通りを茅森から討ち取って3900。
ラス親の内川はノーテン流局でトップ終了。
3着浮上には倍満ツモが必要な鈴木にドラ2・赤2の好配牌が入る。そして鈴木、7巡目に首尾よくピンフの先制リーチをかける。一発ツモかツモってウラドラ1枚以上乗れば、倍満で3着に浮上できる。断ラスのリーチに向かってくるものはおらず、リーチ時点で牌山に7枚いたのをツモってさらにウラドラが1枚! 茅森を300点かわして鈴木が3着に浮上で試合終了となった。
内川はインタビューで、
「開幕戦でラスを引いてから、チームのみんながトップ取ってくるのでまた今年も1番最後かみたいな感じで、焼肉弁当を自腹で奢らされそうだったんですけど、一応今週2回めの出番で(トップを)取ると堀さんとタイなので、ギリギリ免除されて面目を保つことが出来ました。怖かったですねぇ(笑」
と語った。
【Result】
1着 内川幸太郎・サクラナイツ 3万9000点/+59.0
2着 勝又健志・風林火山 2万9500点/+9.5
3着 鈴木たろう・ドリブンズ 1万5900点/▲24.1
4着 茅森早香・フェニックス 1万5600点/▲44.4
【Total】
1位 KADOKAWAサクラナイツ +194.0(8/90)
2位 赤坂ドリブンズ +86.3(8/90)
3位 EX風林火山 +67.8(8/90)
4位 渋谷ABEMAS +32.1(8/90)
5位 セガサミーフェニックス ▲17.4(8/90)
6位 TEAM RAIDEN/雷電 ▲62.6(8/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲103.4(8/90)
8位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲196.8(8/90)
「大和証券Mリーグ2020 風林火山vsサクラナイツvsフェニックスvsドリブンズ」
10月16日の対戦は
EX風林火山vsKADOKAWAサクラナイツvsセガサミーフェニックスvs赤坂ドリブンズキャスト
EX風林火山
KADOKAWAサクラナイツ
セガサミーフェニックス
赤坂ドリブンズ
実況:日吉辰哉
解説:佐々木寿人
レポーター:松本圭世
大和証券Mリーグ2020 風林火山vsサクラナイツvsフェニックスvsドリブンズ