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©Mリーグ
【白鳥翔】
「3桁プラスしたということに関しては個人としてはいいと思いますけど、個人で勝っているかどうかは正直あまりが関係なくて、チームで勝っていないと意味がないと思っていますので、そこに関しては非常に残念な結果になったかな、という感じです。
(2着が15回)2着が多いのはたまたまかなと思いますけど、2着が1着だったらというのもありますし、3着が2着だったら、4着が2着だったらとか、言い出したらキリがないくらいあるので。終盤は雷電さんと競って、どちらがレギュラーシーズンを突破するかみたいな争いに見えたと思いますけど、序盤からチーム全体として大なり小なりミスがあったと思いますし、もう少しチームとして全体的にミスが少なければもっと楽な展開というか、有利な展開で最後のほうを迎えられたんじゃないかなと思っています。
(来季について)スタートから経験したことがないようなプレッシャーがかかってくると思うので、そのプレッシャーに負けないためにはとにかく練習して、自分が一番やってきているということを自覚して卓に着くしかないと思っているので、一生懸命やり切って悔いが残らないように卓に着きたいなと思っています」
【日向藍子】
「成績を残せなかったので、最後のほうで使われる回数が減る分には仕方ないというか、自分の責任だなと思っていましたし、仲間が心強い分、その方たちが出てくれることにはすごく感謝をしていました。でもそういう意識じゃダメなぐらい、今は来年に向けてというか、チームがバラバラになりたくないなということがすごくあるので、負けて敗退が決まってからは鬼のように、麻雀を覚えたてのときぐらいセットを組んで、もちろんセミファイナル・ファイナルも見ていましたけど、練習の時間を増やしていました。一つ自分を落ち着かせたい、ということだったりがメインだと思うんですけど、次に向けてできることをひたすらやろうというのをこの4月5月、ずっと試合に出られない最後の何週間とかも、ずっとそうやって組んでいました。
自分はセミファイナルに行けると信じていたので、次に『試合に出てくれ』と言われたときに、(試合間隔が)空いた分だけ怖さは出てしまうと思ったので『絶対にセミファイナルに行くんだ』という気持ちでずっと練習を組んでいました。自分たちがピンチになる、誰かがいなくなるのも自分がいなくなるのも嫌だ、という気持ちが先頭にあって、『私がもっと強くならなきゃダメだ』ということが、今は過去一で高まっています」
【松本吉弘】
「ポイントを残せなかったのはかなり悔しく思っていますし、ただ8年間やってきて、試合数も多く打たせていただくことが多かった中で、最後のほうで多井・白鳥の2名にずっと負担をかけることになってしまった、そして僕と(日向)藍子ちゃんが出られなかったことって、ポイント以上に2人に負担をかけたと思うんですよね。このオーダーでこの2人が出るんだったら2人が勝たないといけない、それは塚本監督にもそうなんですけど、ポイントを残せなかった人が出られないのはチーム戦として勝負として当たり前だと思うんですね。我々は8年間はまんべんなく出ているように見えて、成績を残したら個人成績のMVPチャレンジだったりとか、そういうことで回数が上下することが多かったチームでした。
ただ、そういうふうにやる麻雀ってたぶん、すでに通常の麻雀とは違って、絶対にここは勝たないといけない、という気持ちを2人に多くさせてしまったのが、僕はチーム戦として一番悔しかったですね。成績が残る、残らないは当然勝負の世界で、残らないこともあれば、4人とも勝つというのはたぶん1年くらいしかなかったと思いますけど、それが一番辛いところでした。
藍子ちゃんと一緒で、来年は本当に勝負の1年になると思うんですけど、4人の一人ひとりが(白鳥)翔ちゃんが言ったように10ポイント、20ポイント落としたのを積み重ねると何百ポイントになると思うんですよね。プレッシャーに負けないというのは、練習量の下積みがそのプレッシャーを跳ねのける材料だと思うので、死ぬ気で練習して、自分の麻雀を見つめ直したいです。
『勝負だから負けるときもあるよね』とはもう言えない状態です。絶対に後悔は残したくない1年にしたいので、稽古の量を増やして自分の麻雀と一から向き合いたいなと思いました」
【多井隆晴】
「今日ウチが優勝しているようだったら、自分のチームワークを大切にした立ち回りだったり、成績でもプラスが一番多かった、みたいな自慢にでもなるんでしょうけど、白鳥と同じように、僕たちが3桁勝ったとか、松本日向がどれくらい負けたというよりは、僕らはいつもチームのスコアを自分のスコアだと思って打っているので、正直そこはあまり考えていませんでした。
それはやっぱり僕らが恵まれていて、今までレギュレーションに引っかかったことがなくて、誰かチームメートが外れるという危機感がないから、誰が勝っていても負けていても同じ気持ちで打とう、となっていたと思うんですよね。
僕は3月に負けてから、いろいろな人に聞くようにしました。Mリーグを去ってしまった人とか、今現役でされている方でも、レギュレーションに引っかかった人ってどういう気持ちだったんだろう、というのを探り探りというか、教えていただく機会を増やしていました。そのときに『本当に苦しいんですよ、多井さん。チーム内で競うようになっちゃうんですよ』と。自分はまだ100負け、チームメートは300負けのときに複雑な気持ちになってしまうんだと、本当にレギュレーションに引っかかっているチームは辛いんですよ、という声を複数の方から聞いて、僕らは来年それに挑まなきゃいけません。
自分としては多少キャリアが長いということも含めて、来年このチームがこれでいる姿が最後になってしまうかもしれないという思いで、本当に少しの後悔も残したくないので。Mリーグってすごく難しくて、強くなるためにたくさん練習しよう、以外にもやらなきゃいけないことがたくさんあって、チェアマンの藤田社長がよく言っている『熱狂を外へ』ということについては、本当にABEMASの人たちは自分が言うのもなんですけど、みんな麻雀界、Mリーグを盛り上げるために、麻雀の仕事以外のこともすごくたくさん頑張っているメンバーなので、この練習との兼ね合い、麻雀を強くなるための努力との兼ね合いのバランスがすごく難しいです。特に松本君はすごく仕事も増えていて、やっぱり負けているから言われちゃうことってたくさんあると思うんですよ、練習が足りないとか。だからきっと来年もそういう感じで、盛り上げていくと同時に麻雀の練習もしなきゃいけないということで、せめてMリーグの日ぐらいはもうちょっとチーム内で、我々のチームって唯一試合前にみんなで麻雀牌を触って練習するチームなんですけど、その集合時間とかも少しだけ早くして、このチームで1日でも長くいられるようもう少しだけ頑張ってみない?という声がけをしたり。
それから個人的に言うと、Mリーグ、麻雀界ってある意味過渡期というか、AIがこれからどんどん強くなっていって、将棋だとか囲碁とかでトッププロがAIで学ぶみたいな時代になってくるんですけど、個人的にはそのAIを用いて自分の中でもレベルアップしないと、いろいろな意味でABEMASを保てないというか。
藤田社長、塚本監督にせっかくこうやって戦わせてもらって、こうやってあいさつさせていくのが当たり前だと思わないように。ちょっとどこかで慢心していたというか、僕らはずっとこのチームでいられるんだ、ずっとMリーガーでいられるんだ、みたいなところがあったと思うので、これが当たり前だと思わないように、こうやってたくさんの方に話を聞いていただくのが当たり前だと思わないように、1年間集中して頑張ります」
【塚本泰隆監督】
「はじめに、本当に申し訳ない結果で、チーム創設以来の一番下の順位ということで、苦しかったのは間違いないです。
僕の判断でいろいろな采配だったりとかを受け入れてくれた選手に感謝しますし、あれで結果が残せなかったということ自体が僕の責任なので、本当に申し訳ない、というような形でいっぱいです。
みなさんも話してくれたんですけど、とはいえチーム競技で、我々はあくまで優勝を見据えて、長いシーズンをどういう形で戦っていくか、ということで戦っていますけど、それが噛み合わずに少しずつ取りこぼし、といういろいろなことが起こってあの結果になったので、雷電さんとの争いについては先ほど白鳥さんも言ってくれていましたけど、我々が『人事を尽くして天命を待つ』、待つ側に回ってしまったのがもう敗因だったかな、と考えています。
次のシーズンに向けては、もちろんここから選手と対話しながらどう戦っていくかなのですが、今の現在地が、みなさんも覚悟を話してくれていたように、この7位という結果が包み隠さず我々の実力だと受け止めて、ここから新しく、レギュレーションに引っかかるところもありますけど、新しい強いチームをしっかりとみんなで話し合って作っていけるかなと思っているので、来季以降必ず巻き返します」
メンバーシップ向けに、当日の写真を掲載!















