第10期夕刊フジ杯麻雀女王決定戦の個人戦が、4月22日に行われた。
前日の準決勝を勝ち上がった豊後葵・可南・水瀬千尋・美影あやの4名で半荘4回戦を闘い、総合ポイントで優勝を争う。
1・2回戦を終えた時点で美影が1着2着、+58.7と首位につける。3回戦目は美影のトップを阻むことが3者の目標となる。
そしてその思惑通り美影をラスに押し付け、最終戦を残してそれぞれのポイントは、
豊後 +32.2
美影 +16.4
水瀬 ▲5.1
可南 ▲43.5
という状況。
可南は並びに注意が必要だが、他3者はほぼトップ条件。
それぞれの手がぶつかり合う熾烈な攻防の末、終始格上の貫禄を見せつけるかのような攻めをみせた豊後葵プロが優勝を掴んだ。
豊後プロはこの夕刊フジ杯の決勝戦に臨むのは4度目。決勝の舞台に4度上がってきたという事実が、その実力をうかがわせる。
そしてこのたび、実に4度目の正直で優勝トロフィーを手にすることが出来ただけに喜びもひとしおだろう。
豊後プロは第13期女流雀王に続いて、2つ目のタイトル獲得となった。
決勝戦最終結果
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