独走が止まらない佐々木寿人 「魔王タイム」はどのように生み出されるのか⁉︎【Mリーグ2020観戦記12/4】担当記者:真中彰司

これが魔王タイムの第2段階であり、軽くジャンプして感触を確かめている段階にあたる。

そして、長い準備が終わるとそこは…魔界だった。

ここまで火が付いたら、魔王はもう止まらない。

東4局の親番では、メンタンピン一発ツモドラ3の8000オール。

さらに南場の親番でもダメ押しの6000オールを決めて、完膚なきまでに相手を叩き潰した。

徹底した守備力と、親へ立ち向かう意志力をベースに、圧倒的な攻撃力で相手を置き去りにする。

今季の寿人の勝ちパターンはほぼ全てこの手順だ。

今季7勝目を挙げて、個人でも300ポイントを超えている。

「目標は500ポイント」と豪語する寿人が、どこまでポイントを伸ばしていくのか、注目だ。

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