オーディションを通じて、
より深く麻雀やMリーグを
楽しめるようになる
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【やべきょうすけインタビュー】
Mリーグのオフシーズンにおいて、麻雀ファン・Mリーグファンの注目を集めている、EX風林火山・ドラフト会議指名選手オーディション。参加する麻雀プロたちの対局の一部がABEMAプレミアムで配信され、ランキングが更新されるごとに、多くの反響が上がっている。
6月某日には、俳優のやべきょうすけさんがオーディション会場を見学。「熱闘!Mリーグ」への出演多数、今年の麻雀最強戦でも活躍した麻雀愛あふれるやべさんに、オーディションについてお話をうかがった。
-このオーディションをやると聞いたときは、どのように思われましたか。
EX風林火山のファンとして、4人体制でいっていただきたいというのは昨年から思っていたので、1人選手が増えることが決まって、すごくうれしかったです。しかしオーディション方式とは、すごいことをするなと思いました。参加選手は、オーディションの期間でどれだけ強いのかを試されることになります。そうなると、勝つ選手がどんな選手か分からない。いよいよ大変なことになるなと、ワクワクドキドキしています。
それと過去のMリーグでは、昨シーズンのEX風林火山のように4位でファイナルに進出したチームが優勝する大逆転劇があった一方で、優勝チームが翌シーズンに低迷する、というジンクスが生まれていますよね。でも、EX風林火山は優勝した上で、1人戦力を加えて新シーズンに臨むので、このジンクスは破れると思っています。非常に楽しみです。
-やべさんは役者として、いろいろなオーディションを受けられてきたと思います。
僕らのオーディションはどの役か分からない、何人採用されるか分からないものもあるので、自分本来の力を出してトライして、ダメならダメで割り切れます。ただ、今回のオーディションはMリーガーになりたい、EX風林火山の一員になりたいと思って応募してきた麻雀プロたちの大激突です。僕は今日、会場に入った瞬間からその空気感、本気さや真剣度合い、一打一打で人生が変わるかもしれないというピリピリした雰囲気を感じています。こういう空気を味わうことは最近なかったですし、すごく興奮しました。
それと、僕は役者として打っている方の心理を想像しますし、みなさんがSNSなどで思いを発信されているのも見ています。それぞれがドラマチックなので、正直、全選手の全日程を見届けたいくらいです。その一部でも配信で見られるのはうれしいですね。
-勝ち上がってきた選手には、どんなことを期待したいですか。
勝ち上がってMリーガーになれば、他の選手と立場は同じ。そしてEX風林火山には優勝メンバーとなった3人の大将軍がいますので、プレッシャーもあると思いますけど、のびのびやっていただきたいと思います。あと、個人的には女性のプロが入って、男女2人ずつのチームになると面白いかな、と思います。今は他にそういう編成のチームがありませんから。
-最後に、このオーディションを楽しみにしているファンの方に向けてのメッセージをいただけますか。
僕自身、もともと麻雀が好きだったんですけど、Mリーグに出会えたことでより多くの選手を知れたり、麻雀がもっと大好きになったりしていきました。そして今回のオーディションは、配信されている対局を含め、またさらに多くのプロ雀士がいることを知れる機会でもあると思います。対局もそうですけど、選手の名前や顔を覚えていって、所属している団体のことなども知っていけると、さらに麻雀やMリーグを深く知って楽しめるようになると思います。一緒になって、盛り上がっていきましょう!
EX風林火山ニューメンバーオーディションはABEMAプレミアムにて配信中!
6月14日:矢島亨 vs 山脇千文美 vs 一瀬由梨 vs 浅井堂岐(1回戦)
https://abema.tv/video/episode/558-1_s1_p25
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。