「自分らしい麻雀でファンの方を増やしたい」EX風林火山・二階堂瑠美 コメント
今シーズン新加入した二階堂瑠美は、長らく妹の二階堂亜樹と共に麻雀界を引っ張ってきた人気女性プロである。新生EX風林火山において、その存在感はシーズンを前にして既に大きい。ファンの期待や思いを背負い続けてきた彼女が語る、新シーズンにむけての決意は。
-チームの一員になって、ユニフォームを着ました。シーズンを控えた今の心境は。
滝沢君がいなくなって私とガセさん(松ヶ瀬隆弥)が入って、新生「ネオEX風林火山」と呼ばれるようになりました。今までのEX風林火山よりも面白くなかったと思われないように、一生懸命頑張りたいです。
-チーム加入に関して、ファンの方の声も多かったと思います。
初年度から「瑠美ちゃんはどうしてMリーガーにならないの?」と聞かれていて「Mリーガーはなりたいと思ってなれるものじゃないんだよ」というやりとりを何度もしていました。でも「Mリーグで戦っている瑠美姉を見たいよ」という声をすごくたくさんいただいていたので、そういった意味ではファンの方も喜んでくれているのかなと思います。
-二階堂亜樹プロと姉妹で盛り上げていくところにもなると思います。新しいシーズンに向けて、どういうところを見せていきたいですか。
ある程度はチームにとって有利に運ぶような打ち方を選択する場面が増えると思うんですけど、なるべく自分らしさの残った麻雀も打っていけるようにしたいです。状況と場面を選んでにはなると思いますけど、今まで応援してくださった方々の期待を裏切らないよう、そして新しいMリーグでの私の麻雀を見てファンになってくださる人をちゃんと増やせるように、しっかりとした麻雀を打ちたいと思います。
-最後に、ファンのみなさんに向けてひと言いただけますか。
Mリーグに出ている選手はみんなトッププロだと思いますので、厳しい戦いにはなるとは思います。でも、期待を裏切らない、みなさんに応援していただけるような麻雀プロとして頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。