1月28日、東京・赤坂の「麻雀HOLIC」にて、EX風林火山が開催するスペシャルスパーリングパートナー(SSP)選考会「IKUSA」のアマチュア大会予選が開幕した。
アマチュア大会予選は1月28日から3月12日まで合計16回行われ、各回で4名が勝ち上がり。4開催ごとに組分けされた準決勝に駒を進め、準決勝A〜Dをそれぞれ勝ち上がった4名で、4月1日の決勝を戦う。
決勝の模様はEX風林火山の公式YouTubeチャンネルでライブ配信、実況をMリーグ公式実況の松嶋桃、解説をEX風林火山・勝又健志が行うことが決まっている。
そしてアマ大会優勝者はプロ大会の準決勝に進出、対局の模様はABEMA麻雀チャンネルにて無料放送される。
https://twitter.com/EX_Furinkazan/status/1613445807021215746?s=20&t=vYQaMAVc0fey51j9tmFPkA
会場の「麻雀HOLIC」は、地下鉄の溜池山王駅11番出口を上がってすぐで、アクセスは良好。店舗自体は一昨年に行われた「EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディション」や昨年の「麻雀最強戦」のアマチュア予選会場となっている。麻雀プロに実況・解説してもらえるイベント「HOLIC杯」の主催や、YouTubeチャンネル「麻雀遊戯王」の撮影現場ともなっており、見たことのある方も多いのではないだろうか。
「IKUSA」は原則Mリーグルールで行われる。予選は3半荘(50分打ち切り)の成績で争われ、上位8名が最終戦に進出。2卓で行われる最終戦(50分+1局)の上位2名が準決勝へ勝ち上がりとなる。レギュレーション自体は「麻雀最強戦」のアマチュア予選を参考としているが、最終戦がトップ取りではなく上位2名まで勝ち上がりとなる点がポイント。必ずしもトップでなくていいということで、全員に最後までチャンスが残りやすい形式となっている。
実際の対局の雰囲気は、アマチュア大会であっても真剣そのもの。麻雀を長く打ち込んできている雰囲気の参加者も多く、しびれる舞台で腕試しをしたいという、麻雀打ちの情熱が感じられた。それでいて対局後には互いに局面を振り返るなど麻雀トークが盛り上がる場面もあり、和気藹々としつつ、ピリッと引き締まった空気が会場には流れていた。
初日に準決勝進出を決めた中南さんは、「強い人が集まるので、腕試しのつもりで参加しました。和やかな中にも緊張感がある、いい雰囲気だったと思います。以前に勝又選手の教室に何回か参加したことがあって、すごくためになりましたし、その成果が少しずつ出てきているのかなと感じました」と、大会に参加しての感想を語った。
また、HOLICの壱岐信人オーナーは、「IKUSAは腕試しにもってこいの企画ですし、アマチュアながらABEMAで打つチャンスもあります。アマチュア雀士向けの企画としては類を見ないイベントだと思いますので、腕自慢の方はぜひこの機会にご参加ください」と、アマチュア雀士たちに参加を呼びかけていた。
「IKUSA」アマチュア予選は以下の日程で実施。参加チケットは、申し込みページからご購入いただきたい。
A日程 1/28・1/29・2/4・2/8 準決勝 3/18
B日程 2/5・2/12・2/15・2/18 準決勝 3/19
C日程 2/19・2/22・2/23・2/26 準決勝3/21
D日程 3/4・3/5・3/8・3/12 準決勝 3/25
決勝 4/1
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。