日向藍子のオーラス。日向藍子の選択。 【Mリーグ2024-25観戦記 3/6 第1試合】担当記者 渡邉浩史郎

小林・元太と仕掛けが入る中、飛んできたのトップ目本田からのリーチ。
役こそなさそうだが、ドラ・裏ドラ次第では着落ちのリスクが出てくる、三者うならされるこのリーチ。

和了りの見た目枚数でドラを切った、切らされた元太。激痛が走るこのツモを尻目に……

日向がツモ直の聴牌を入れる。脇からの和了りも二着確定と十分に大きいこの聴牌、次巡にひいてきたのは……

二人に無筋の【3マン】
切り飛ばせというのはあまりに簡単。
しかし残り筋は【5ピン】【8ピン】【6ピン】【9ピン】【6ソウ】【9ソウ】【3マン】【6マン】【4マン】【7マン】の5筋。先切りでポンされている【7ピン】マタギを含めなければわずか3筋の上、元太も控えている。

元太がアガればもう一局、本田がアガれば2着。自分が放銃すれば……

 

日向は着順を守る選択をした。誰の和了り牌よりも先に、無情に舞い降りる【3ソウ】

インタビューでは当然見えていたトップなだけに、悔しさもにじませた。

しかしそれでも確かにABEMASのポイントの横につけた緑色の矢印、日向の笑顔のような^^をつけたのだ。

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