2020元旦スペシャルインタビュー KADOKAWAサクラナイツ直撃取材!チーム好調の秘訣に迫る

今後の展望、そしてファイナルに向けて

ー中断期間が明ければ後半戦、ここから正念場です。

内川「終盤になればなるほど、レギュレーション上、下位2チームに入りたくないという思いが強くなってくると思うので、なるべくこの調子、そして上位を維持していきたいですね。明らかに上位である方が優位な展開が生まれやすくなると思いますので。残り1/3を切るときに首位を守って、余裕があればセミファイナル、ファイナルを意識しながらポイントを伸ばしていけるような、優位なポジションづくりをしていきたいと思います」

岡田「ほとんど目標は変わらないですね。とにかく「このプラスを守りたい」という気持ちではなく伸ばす気持ちで、これからセミファイナル、ファイナルでちょっとでもプラスできるように頑張りたいです」

沢崎「数字を目標にする麻雀は違うかなと思います。麻雀は自分の打ちたい麻雀を打って、数字は後からついてくるものですから。ついてくるものを先に目指していくのは、ちょっと間違えているんじゃないかなと。やっぱり楽しく打って、勝っていかないと。それが一番いいんじゃないかと思います」

森井「選手のみなさんにここまでずっと積み重ねていただいているので、この調子を維持して、これからもし伸ばせるならもっと伸ばしていければと思っています。監督として選手をサポートできる部分については、これからもより一層やっていきたいと思います」

-ちなみに今シーズンは、3人のチームは途中で選手を加入させることができます。そういう考えはお有りでしょうか。

森井「少なくとも、今のところは考えていません。よく言われる「勝っているチームを変えない」というのは鉄則だと思っているので。もし負けていて状況が悪くて、選手の疲労度が高いとか、「3人チームは4人チームに比べてきついな」ということであればもちろん緊急補強を考えなければいけないと思うんですけど、今は選手たちもこうやって打ってくれていて、その中で調子がよく来ているので、それはいじらないというのが勝負の鉄則だと思っています」

ー最後に、ファンのみなさんに向けてのメッセージをお願いします。

内川「シーズンも半分を終えて、いい位置で折り返しを迎えることができました。2020年も本当に勝負が厳しくなるとは思うんですけど、みなさんの応援が力になりますので、これからもどうぞ応援をよろしくお願いします」

沢崎「コメントが素晴らしいね(笑)。僕は、麻雀は自分で楽しく打つから見ている人も楽しく、応援してくれる人も楽しめるのかなと考えています。自分では楽しく遊んで、かつ僕の立場なら成績がプラスでなければいけないと思っています。

1月、2月は他の試合がなくて、シフト的にはすごく楽になるので、今まで以上に成績が上がってくるかなと思っていますよ。トップの回数が多くなるとは言わないですけど、ラスになる回数は減るとか、1着2着3着4着のバランスは上の方にくるかなと。変な打牌はいっぱいしますけど、先を楽しみにして見てください(笑)」

岡田「私は頼もしいお二人がいるので、その力を信じて、あまり自分がプラスしなければいけないと気負わず、自分ができる麻雀をしていこうと思っています」

森井「今年初参戦のチームですけど、チームとしていろいろな形で注目していただけているなと感じています。これからも、キャラクターもそうですし麻雀もそうですし、楽しくという形がファンの方々にも伝わればと思っていますので、ぜひエンターテインメントを楽しんでいただければと思います」

 

東川亮

赤入り麻雀、東天紅(三人麻雀)などを愛する、さいたま市在住の麻雀ファン。本業はフリーのライター。飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」にて、オーナーである麻雀解説者・梶本琢程氏との接点が生まれ、その縁をきっかけとしてキンマWebにてライター活動を開始した。
ひがし@Twitter

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