KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳 オーラストップ目、テンパイ、親番の選択…Mリーグ初トップを決めた一打【Mリーガー30人の名手】

サクラナイツ・岡田紗佳

オーラストップ目、テンパイ

親番の選択…Mリーグ

初トップを決めた一打

【Mリーガー29人の名手】

Mリーグ2019 10/14

第1試合 南4局 ドラ

東家 岡田紗佳サクラナイツ

35800

南家 黒沢咲TEAM雷電

7800

西家 二階堂亜樹EX風林火山

30600

北家 園田賢赤坂ドリブンズ

25800

オーラスでラス親の岡田は2着と5200点差のトップ目。5巡目のテンパイで、関連牌はがそれぞれ場に1枚切れ。どうする?

 

 

「セーフティーリードを築くために」

流局すればトップの状況だが、岡田は打待ちリーチを選択。2着との点差があまりないので先に主導権を取ってリードを広げにいった。

カン待ちのイーペーコーはヤミテンが利くが待ち枚数が残り2枚、かつ3着以下から3900を出アガリしても2着には満貫ツモ条件が残る。次局、逆転される不安を抱えながら打つよりは、満貫ツモ圏外までリードを広げ、押し引きを明確にして戦いたいと思うのが自然だ。

 

するとを一発ツモで親満となる。これは本人も望外の結果だが、積極的なリーチ策が実を結んだといえよう。これで岡田はMリーグでの初トップを決めた。

 

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東川亮

赤入り麻雀、東天紅(三人麻雀)などを愛する、さいたま市在住の麻雀ファン。本業はフリーのライター。飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」にて、オーナーである麻雀解説者・梶本琢程氏との接点が生まれ、その縁をきっかけとしてキンマWebにてライター活動を開始した。
ひがし@Twitter

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