普段通りの、
お手本となる自分の麻雀を
しっかりと打ちきる
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【西川淳インタビュー】
西川淳(日本プロ麻雀連盟)
Twitter:https://twitter.com/2525jun_jun
ワンダフルデイズ千葉:http://2525wd.net
-今回、オーディションに参加するにあたっての思いからお聞かせください。
僕自身、最初は受けるつもりはなかったのですが、大恩ある方に勧められて参加を決めました。僕自身の人生観として、誰かに求められたときには可能な限りやっていこう、というものがあり、今回のことも必ず何か意味があると考えて、受けることにしました。
-西川プロは「ワンダフルデイズ千葉」という健康麻雀をされていらっしゃいます。
僕は、Mリーグの理念にはものすごく賛同しています。「賭けない」「飲まない」「吸わない」という麻雀をずっと推奨してきており、やっとそういう時代が来てよかった、という思いはすごくありますね。
-そのような思いがありながら、Mリーグへのチャレンジは当初考えていなかった、ということについては。
Mリーグが盛り上がっていくことを心の底から願っていますが、それと自分がその舞台で活躍したいという思いは、必ずしもリンクするわけではないと思います。Mリーグは公共的な意味合いが強いと思っていますし、その場に合致した人が才能を開かせるべきだと思う中で、自分がそこにチャレンジするのはちょっと違うのではないかという感覚がずっとあったんですね。それに私は日本プロ麻雀連盟の鳳凰位戦というタイトル獲得に全てを懸けているので、二足のわらじは難しいと感じていたこともあります。
-参加することになり、ワンダフルデイズに来られている方々もすごく応援されていると思います。
それはものすごく大きいです。僕が予想していた以上でしたね。日頃接している方々に支えられて麻雀をやっていけるという恵まれた環境にいると思っていますが、今回の件で応援の気持ちをたくさんいただけたことは、オーディションに参加して良かったことの一つです。
-今回は169人の中で6人に入ることを目指す、厳しいチャレンジになります。
達成目標に向けての戦略はもちろん考えるんですけど、そのために普段やらないことをやるようなことはしないようにしています。普段の自分の麻雀、それは強打などを絶対にしない、お手本となるような所作も含めて、しっかりと打っていきます。
運命的な話になりますけど、今回の企画で選ばれた方は、おそらく何らかの使命を与えられたのだと思います。それは僕がどうこうすることではないので、いつも通りの麻雀を一生懸命やりぬくことに力を注ぐつもりでやっています。
-最後に、意気込みをお願いいたします。
今回のオーディションでは、僕自身の麻雀人生においてプラスになるものがたくさん得られると思っています。まずはこのオーディションをしっかりと打ち、今後に生かしていきたいと思います。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。