堀慎吾が残した
微かな希望と小四喜
文・坪川義昭【金曜担当ライター】2026年2月6日
KADOKAWAサクラナイツのピンチは続いている。
セミファイナル進出ボーダーまでの約450pが、なかなか縮まらないのだ。
毎週多少の変動はあるが、大きく差を詰めるところまでは至らない。
チームの中でも、敗北が近付いてきている実感はあるだろう。
昨年7位でレギュラーシーズン敗退した屈辱を、また味わう訳にはいかない。
その為には、絶対的エースである堀慎吾の復活が鍵となる。
チームとファンの希望を背負って、2戦目に堀が登場した。
第2試合
東家:堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
西家:白鳥翔(渋谷ABEMAS)
北家:勝又健志(EX風林火山)
東1局
この日の先制リーチは白鳥。
カン
を引き入れて、即リーチと出た。
すぐに追い付いた堀だが、
は既に2枚切られており、現物の
切りでテンパイを外す。
を引いてリャンメンになったものの、待ちの弱さは変わらない為、
のくっ付きを求めて再度テンパイ取らずとした。
そんな堀を横目に、白鳥が
を引き寄せて2,000-4,000のスタートダッシュを決める。
東2局
3巡目に
を重ねた堀が選んだのは
切りだ。
唯一のリャンメンを嫌って、チートイツ一本に絞った進行をみせる。
7巡目にはノーミスでチートイツのテンパイを入れ、引けそうな待ちを探す旅に出た。
派手な捨て牌になっているが、自身で切っている
を残していたことでチートイツの匂いも消えている。
時間はかかったものの、
を引いてリーチをかけた。
勿論、山に2枚共生きている絶好の待ちだ。
このリーチに立ち向かったのは勝又。
4枚目の
でチーテンを入れて、捌きにかかる。
アッサリと
でツモアガリを決めて300-500。
今シーズンは堀の選択が、どうしても噛み合わない。
東3局
タンヤオのテンパイを入れた堀が、ヤミテンに構える。
躱したいのではなく、大物手への変化を見限らないのだ。
親の白鳥が2副露を入れてテンパイ。
こうなると、堀も苦しくなる。
白鳥の当たり牌である
を重ねて、満足いくテンパイになった。
これならば、捲り合い上等でリーチといける。
待った甲斐ありの
ツモで2,000-4,000となり、逆襲の一歩目を踏み出した。














