そして、この待ちが出ないまま迎えた12巡目
このでオリてしまった。
前原がアンカンしているだけで、誰も仕掛けておらず、もちろん誰からもリーチが入っていない。
もう近藤のこのような独特の選択にも、驚くことはなくなったが、それにしても近藤の選択はほとんど裏目らない。
待ち受けは外さないし、押していればアガっていたとか、そういう麻雀を打っていればいくらでもあることが、近藤にはないのだ。
それでいて、針の穴を通すように大物手をアガっていく。
なんだあの人は?なにか見えているのか?神様か?
今後も近藤への興味は尽きないだろう。
まとめ
続投続投、で保守的な記事になってしまったが、やはり見ている側としてもこれまで追ってきた選手、関わってきた選手だから、誰一人辞めてほしくないのが本音だ。
ただ動きがあったほうがMリーグのためだし、そういうドラマを覗いてみたい自分もいることも確かだ。
そう考えると、チーム戦でありながら、自身の生き残りをかけた個人戦とも言えるわけで、来季以降の緊張感のある戦いも、今から楽しみである。
最後、力尽きた感がありましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
麻雀ブロガー。フリー雀荘メンバー、麻雀プロを経て、ネット麻雀天鳳の人気プレーヤーに。著書に「ゼロ秒思考の麻雀」。現在「近代麻雀」で戦術特集記事を連載中。note「ZEROが麻雀人生をかけて取り組む定期マガジン」、YouTubeチャンネル「ZERO麻雀ch」