友添敏之 ともぞえとしゆき(最高位戦日本プロ麻雀協会)
Twitter:https://twitter.com/pottikyoto
-まず、今回のIKUSAに挑むにあたっての思いからお聞かせください。
僕は今、本気でMリーガーになろうと思っています。2年前のオーディションでは決勝まで行けて、そのときももちろんMリーガーになりたい、なれたらうれしという気持ちはありましたけど、自分の会社「友添商店(※)」のこともあり、「絶対になる」という覚悟まではなかったんです。
※株式会社友添商店・・・友添プロが京都で経営している会社。「京都をおもろくする」をテーマに、麻雀店や居酒屋、カフェ、デリカテッセンなど多様な店舗を運営している。
でも、あれから会社でミーティングをして、「僕がMリーガーになって会社をより良い方向へと進めていく」ということが、友添商店の最高プロジェクトになりました。ですから今回は「友添敏之」個人としての挑戦ではなく、「友添商店」の代表として、より大きな覚悟を持ってこの場に臨んでいます。
-前回のオーディションでの決勝進出、そして昨年の麻雀最強戦での活躍などもあって注目度が上がり、前回とは全く違う立場での参戦になると思います。意識の違いなどはありますか。
それはありません。2年前と比べて声をかけていただく機会も増え、見てくださる方も増えている感覚はありますけど、僕自身は2年前から変わらず、麻雀が強い自信があります。もちろんあの舞台でやれる自負もあるので、今回も迷わずエントリーしました。
-ちなみに、前回お話を伺った際には「成功報酬でいい」とおっしゃっていました。
それも変わりません。僕自身がMリーガーになったら、成績はプラスできると思っていますから、成功報酬で構いません。あと、僕はスポンサーも見つけていきたいと思っています。
-改めて、今回のIKUSAにかける意気込みをお願いします。
まずは、僕の麻雀を見ていただきたいです。前回のオーディションでは準決勝で4日間、プラス決勝1日と、合計5日間もABEMAで配信していただけました。今回もそこでみなさんに僕の麻雀を見ていただくことが、僕のMリーガー計画における大きな布石になると思っています。
今回はありがたいことに初日の対局を配信していただけたのですが、僕、めっちゃ強かったと思うんですよ。うまかったし、細心さも持ち合わせていて、これをみなさんにたくさん見せたいですね。
あと、まだハッキリとは言えないのですが、僕がMリーガーになることを宣言したのは、僕自身がMリーグに、ひいては麻雀ファンの方にお届けできることがあると確信に至ったからなんです。もちろん自分のためでもあるのですが、おこがましいことを承知で言えば、僕がMリーガーになることは麻雀界にとってもプラスだと思っています。麻雀界に貢献できる方法がいくつか見つかりましたし、その意味で僕は必ずMリーガーにならなきゃいけないしなるべきだと思うので、今回のIKUSAを含め、Mリーガーになれるようあらゆる手を尽くしていきます。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。