「自分らしい放銃」〜鈴木大介と内川幸太郎が語ったこと【Mリーグ2024-25観戦記 9/20】担当記者 千嶋辰治

浅見は3フーロでこちらはテンパイしていないものの、内川の目からはよもや…と見えているかもしれない。

ここでつかんだのが【3ピン】

「相手との距離感、そしてもう少し粘った方が良いのか…後で振り返りたい。」

滝沢への3,900放銃の場面をこう振り返った内川。

「緊張することもなく、早く対局したいという気持ちで今日を迎えた。畏れや緊張といったものもなかったのだが…悲しいです。」

と、肩を落とす内川。
次戦以降にどのように立て直してくるのか、その姿に期待したい。

それぞれに課題を語ったゲームとなったが、最後に大介が語ったこの言葉を振り返り本稿の結びとしよう。

【赤5ピン】を切っていようがいまいが【7ピン】は要らないので切る。自分らしい放銃で良かった。」

この一言を聞いて、

なぜかこの方の顔を思い浮かべた人!
今日はその方たちと心の中でハイタッチしたい!

私は石橋プロが見せた赤牌の使い方が鮮烈すぎて忘れられないんです。
何年経ってもそういうプレーが思い出されるのって…Mリーグが歴史を重ねてきているということなのかもしれませんね。

今年もどんなプレーが私たちの心に刻まれるのか…楽しみなシーズンは始まったばかりです。

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