男泣き!松本吉弘の我慢が実を結び果てない波がちゃんと止まった夜【熱論!Mリーグ】担当記者:ZERO

熱論!Mリーグ【Tue】

男泣き!松本吉弘の我慢が

実を結び果てない波が

ちゃんと止まった夜

文・ZERO【火曜担当ライター】2020年1月28

皆さんは「Mリーグ」LINE公式アカウントの存在をご存知だろうか?

2019年の9月に開設されたこのアカウントを登録しておくと、

開催日に、こうやって出場選手がいち早く送られてくるのだ。

2回戦のスタメンも、1回戦のハイライトが終わるくらいには送られてくる。次に誰が出るのか気になって仕方ないコアなファンもTwitterの各チームの更新を待たずして一括で知ることができるのは良いだろう。

またライトなファンも、今日Mリーグあるんだ、いいメンバーだな、と観るきっかけになる。

Mリーグが開催されていない日は静かなもの。開催日も必要最低限の情報しか飛んでこないため、こういう公式アカウント特有の煩わしさがない。

知らなかった方は、気軽に登録しておくことをオススメする。

1戦目南3局

渋谷ABEMAS白鳥翔の手が止まっていた。

 

リャンメン待ちでテンパイしたものの、対面の親・沢崎誠のリーチがアンカン含みで迫力満点。

切る牌は安全牌だが、果たしてリーチのみの手で勝負に出てよいものか…

ここでの放銃は致命的になる。目下のライバルであるEX風林火山U-NEXTパイレーツに差を付けられてしまうのが痛い。

また沢崎のツモ番はあと2回で、流局する可能性も高い。

ここでの踏み込みは勇気か、それとも無謀か。

50秒にもおよぶ長考の末、白鳥が出した決断は…

リーチだった。

流局間際ということは、悪い面だけではなく「アガったときは一発が複合しやすい」「放銃する機会は少ない」という良い面もある。

そして何より、ここでアガれるようなら…

トップがかなり現実的なものとなる!

オリていれば成績は安定する、というのは間違いだ。

こうやってリスクを負い、前に出て、何回かに1回は拾えるであろうトップをしっかり拾ってこそ、成績は安定する…と私は考える。

それにしても白鳥の浮かべた苦悶の表情に、セミファイナル残留争いの熾烈さを感じる。

会心の一発ツモだったが、2枚めくった裏ドラが乗らず、白鳥は3着でこの半荘を終えた。

2戦目、ABEMASが送り出したのは…

松本吉弘だった。

2戦目

東家 勝又健志EX風林火山

南家 岡田紗佳サクラナイツ

西家 松本吉弘渋谷ABEMAS

北家 朝倉康心U-NEXTパイレーツ

選手入場時、皆さんはお気づきだろか?

この真ん中の2つの項目が、選手によって変わっているのだ。

たとえば松本の場合、「アガリ率」の低さが強調されているが

1戦目の小林剛は、「フーロ率」と「アガリ率」の高さをクローズアップしている。

各選手の特徴や状態を、Mリーグ側がどう捉えてどう見せたいのか、が伝わってきて、とても興味深い。

さて2戦目、松本はいきなり痛烈なパンチをもらう。

親の勝又のダマテンに飛び込み、12000の失点。

松本と言えば、ちょっと前に取りあげた

松本の我慢がいつか実を結び 果てない波がちゃんと止まる日が来るのか?【熱論!Mリーグ】担当記者:ZERO

この記事を思い出す。

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