この三つを考えると打牌候補はかの二択だろう。
打にはピンズの上での両面作りを絶対に逃さない。かつ裏目の引きでもソウズの並び良く、どこか一枚引き戻すだけでリカバー可能という強いポイントがあり……
打には打点面で不確定の形になりにくく、ソウズを厚く持つことでつながった時の形が強いというポイントがある。
滝沢の選択は打。このセクシーな残しの選択が……
完璧なリーチと……
完璧な結果を生み出した!
大きく荒れた半荘ではあったがセクシーに乗りこなし、三連勝を上げた滝沢。
short化が続く時代の波とはかけ離れた2時間と18局のロングゲームであった。
チームポイントにも大きな波。トップとボトムの差が生まれてきているなか、フェイスで再び躍動したい格闘倶楽部。
下位チームは今のままではいけないと思っているだろう。だからこそ、下位チームは今のままではいけないと思っているに違いない。
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