優の選択は678三色を強く意識した
切り。
すると、優の狙いに牌が応える。
次巡、スパッと
を引き入れて打
。
これで
からも仕掛けられるので若干手が軽くなった印象。
と、ここで2番手の堀からリーチが入った。
待ちは
と
。山には高めの
だけが2枚残っている。
ここで注目は優の対応。
一発目に持ち替えていたワンチャンスの
をノータイムで切ると、次巡、
をツモってテンパイ。
点数の離れたトップ目、2番手のリーチをやり過ごすこともできそうだが、それなら前巡に
など切らないだろう。
場を眺めた数秒間はおそらくリーチとヤミテンの選択だったか。
力みなく河に置かれた
は縦のままだ。
2番手の堀のリーチに親の優がここまで無筋2連発。
その後も優は淡々と堀の無筋を切り飛ばしていき、子方三者には戦慄が走る。
そして、優に選択の時。
持ってきたのは
。
ピンズの中〜下目は明らかに高い。
ただ、
を
にスライドしてしまうと出アガリできなくなってしまう。
さあ、どうする?
ヤミテンが利かなくなるのであれば… ここで優はリーチと打って出た!
(…とうとう来たか。)
堀がリーチエフェクトの裏でツモ山に手を伸ばすと、
そこにはたった1枚だけ山に残っていた
!
3度目の正直で裏ドラを乗せた優はリーチ一発ドラ2赤ウラの18,000を討ち取った。
ゲームはこのまま優のトップで終了。
残り29戦に希望の光が差す+87.1ポイント。
昨日までの鬱憤を晴らすような3連弾は見事だった。
「麻雀プロなので」
冒頭で紹介したこの一言にグッときた方は多いのではないだろうか。
筆者のようなアマチュア雀士は、気分によって麻雀が打ちたい時に打ち、気が乗らない時は麻雀から離れることが許されることもある。
しかし、麻雀プロはそうはいかない。
自らが望むかどうかに関わらず、戦いは向こうからやってくる。
だから、一つの敗戦についていつまでもくよくよしていられないのだ。
ただそうは言っても麻雀プロだって生身の人間。
そんな当たり前のことに立ち返ると、
を掴まされた堀には同情の念を禁じ得ない。
優の袈裟斬りに遭った堀。
その次局に見事な手を入れた。
これが配牌。大量失点を余儀なくされた直後にチャンスが巡ってきた。
そして、この手が4巡目にテンパイを果たす。
マンズを切れば![]()
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の珍しい6面チャン。
ただ、堀はノータイムでリーチとはせずに若干の間を置いた。
「一発ならどれでもアガるが、![]()
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なら見逃そうと…。」
堀はそう心に決めてリーチを放った。
AIが画面に示した堀の待ち枚数は、なんと驚愕の11枚!
先ほどの失点をわずかでも挽回するのは時間の問題かと思われた。














