「麻雀プロなので」
〜鈴木優、鬱憤晴らしの
3連弾と堀慎吾の受難について
文・千嶋辰治【金曜担当ライター】2026年1月30日
第1試合
東家:竹内元太(セガサミーフェニックス)
南家:滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
西家:鈴木優(U-NEXT Pirates)
北家:堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)
対局後のインタビューで鈴木優は直近の戦いを振り返っていた。
https://kinmaweb.jp/archives/267167
2戦前、渡辺太が決めた親の三倍満によりトップが手からすり抜けていき、
https://kinmaweb.jp/archives/267793
1戦前は南3局でトップ目のポジションから瀬戸熊直樹への痛恨の放銃により4着へ真っ逆さま。
チームは現在最下位の▲847.5ポイント。
残り試合は30試合だが、悲壮感に酔ってなどいられない。
「いろんな方から『メンタルは大丈夫? 生きてるか?』とご連絡をいただいたんですけど、もちろん麻雀プロなので一晩寝たら今日に向けてしっかりと準備ができた。」
そう、麻雀プロは前に進むのみ。
凹んでなどいられないのだ。
東3局、優の親番。
イーシャンテンのところへ4枚目の
をツモってアンカン。
リンシャンから
を手繰り寄せてテンパイ。
シャンポン待ちで三暗刻のテンパイにも取れたが、裏ドラが増えていることからここは両面待ちでリーチを放つ。
親リーチにアンカンのプレッシャー。
子方は中々向かいにくく、ほぼ優の一人旅に。
「ツモ。」
乗れば最大8枚の裏ドラチャンスだったがここは乗らずに3,200オールのアガリ。
このアガリをきっかけに優が躍動する。
続く東3局1本場。
7巡目にテンパイ一番乗り。
気合いのドラ切りリーチで場をロックすると、子方の抵抗を全く許さない一発ツモ。
リーチ一発ツモピンフ赤の4,000オールで持ち点は5万点越えでトップへ突き抜けた。
こうなると、優が何点のトップを持ち帰るのか?
特にパイレーツクルーの期待は大きく膨らんだだろう。
その期待を全身で感じながらも、優の視線は静かに卓へ落とされたまま。
優は言わずと知れたリーグトップクラスの攻め屋である。
このくらいの点数で満足するはずがない。
東3局2本場。ドラは
。
おあつらえ向きにドラがトイツで入った。
この手をどう料理するのか。
まず一つ目の分岐は3巡目、
ツモでトイツが4組となった。
ドラの
が鳴きにくいと考えればトイツ手に向かう手もあるが、他の形が良すぎるためここはツモ切り。
次の分岐は5巡目。
678三色が見えるが、あなたならここでどうするだろうか?
手を横に伸ばすためにピンズの4連形を残すか否か。














