見るものに“勝ちそうだな…”と思わせる「選択の鬼」 BEAST X 下石戟【Mリーグ2025-26 セミファイナル 観戦記 4/16 第2試合】担当記者 ゆうせー

このタイミングで【白】を抜いた!

これで、本田は【4ソウ】【7ソウ】待ち。

このあと、

下石が【5マン】の次に、【4ソウ】をしっかりと抜き打って、

本田のアガリで試合終了。

オーラスを有利なこの点差で迎えた、ここまでの下石の試合運びがあってこそ、オーラスの【白】アシストと【4ソウ】差し込みが可能となる。

的確なアシスト、的確な差し込みもまた、「麻雀の技術」だ。

また、日和らずに仕掛けた本田のアクションがあってこそ、この「阿吽の呼吸」が生まれている点も見逃せない。

もちろん、プレースタイルへの好き嫌いはあるだろうし、色んな感想を持つことは自由だ。

その中で私は、本田の鳴きと下石の一連のパスワークは、

イーシャンテンだった親を封じ込めた、素晴らしい連携プレーだったと感じる。

むしろ下石が【白】を打たないで、堂岐のリーチやアガリによる連荘を招いていたら、それこそ失着だという見方も出来よう。

「なんで【白】打たないんだよ!」

という声があがるのは容易に推測できる。

誰かが得をすれば、誰かが損をするゲーム。それが麻雀。

そして、多面的な見方が出来るのも、麻雀の面白いところである。

これからも色んな角度から楽しんでいきたいと感じる。

この、

下石のトップで、

BEASTは首位の状態で、セミファイナルで半分となる10戦を終えた。

さて、インタビューで、

オーラスは、堂岐の速度感に加えて、

「本田さんの鼻息がかなり静かだったから」

【白】を打ったと話す下石。

どこまでが冗談で、どこまでが本気なのかが掴みにくい面はあるが、独特のテンポで話す下石のしゃべりは、どこか「癖になる」面白さがある。

ぜひみなさんも、次の機会でチェックしてみてほしい。

セミファイナルやファイナルで、下石はきっとまた、

鬼のように攻めてトップを獲得し、この場所に立っているのだろうから。

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