基礎編5
アガリ役
5-2.「メンゼン役」と「食い下がり1翻」
「ポン」や「チー」「カン」をすることを「鳴く」あるいは「食う」といいましたね。
鳴くことによって、手牌はアガリに近づきます。牌山からは何をツモってくるかわかりませんが、鳴きは必要な牌をもってくるのだから当然ですね。
では、なんでもかんでも鳴けばよいのでしょうか? そうではありません。鳴くことによるデメリットがあるのです。
それが役の説明のところに出た「メンゼン役」と「食い下がり1翻」です。
「メンゼン」とは「鳴いていない」という意味です。つまり「メンゼン役」とは鳴いたら無くなってしまう役のことです。
「食い下がり1翻」とは鳴くことによって翻数が1つ下がる、つまり安くなる役ということです。
鳴くことによって、手は進行しますが役が制限されたり、点数が下がるというデメリットがあるのです。
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