風林火山と、セミファイナル進出ボーダーの6位に位置する渋谷ABEMASとのポイント差は400pt強。
現状、風林火山のセミファイナル進出は非常に厳しいと言わざるを得ない。
しかし、まだ終わったわけではない。
風林火山の次戦は2/24。
この日は奇しくも、パイレーツ・ABEMAS・赤坂ドリブンズ、そして風林火山という、現時点での下位4チームによる組み合わせとなった。
一気に下位を突き放したいパイレーツ。
目下のドリブンズを蹴落とさんとするABEMAS。
ABEMASを逆転するチャンスが訪れたドリブンズ。
そして風林火山。
激戦必至の天王山。
林のように静かで、山のように動かないのであれば、待っているのは敗退だ。
風は止んでしまうのか、それとも反撃の火が燃え上がるのか。
最後まで、見届けよう。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。