麻雀界に定住の地を
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己の麻雀道
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【一井慎也インタビュー】
一井(ひとつい)慎也(日本プロ麻雀連盟)
Twitter:https://twitter.com/hitotsui121
-一井プロは、本業が不動産のコンサルタントだそうですね。
はい、店舗の不動産仲介をメインにやっています。雀荘もいろいろ手掛けてきていまして、麻雀オクタゴンさん、日本プロ麻雀連盟の巣鴨道場、今回の会場となっている麻雀HOLICさんなど、多くの雀荘の物件契約をお手伝いしてきました。
-今回参加しようと思われた動機をお聞かせください。
正直な話、結構悩んで決めました。僕は今までファンの人を意識せず、競技として自分の道を進むことだけを考えて麻雀をやってきました。でも、Mリーグができて麻雀ファンの存在も大きくなっていく中で、今後も自分が歩んでいく麻雀の道にファンの人は関係ないのかと言えば、決してそんなことはないと思ったんです。人の思いを背負って打つことから逃げてしまうと後悔しそうだと感じ、参加することにしました。
-一井プロは日本プロ麻雀連盟のA2リーグにいて、Mリーガーと打つ機会もたくさんあると思います。
以前から、タイトルホルダーや今のMリーガーからは、ファンの方の思いとか、背負っているものがあると感じていました。ただ自分が麻雀を打っているだけではなく、バックグラウンドが重い人たちなので、その辺のオーラ、人間力が伝わってきて、少し引け目を感じるところはありました。そこで対等になろうとすることも、自分が麻雀を極めていくためには絶対に必要なことだと思います。
-今回は団体からの推薦によるアドバンテージ(50pt)を持ってのスタートです。
自分も放送対局に出ることがあるのですが、推薦といっても正直まだ一般の方にはあまり知られていないと思いますし、不器用で細かいアピールも苦手なので、麻雀で見せていくしかないと思っています。
Mリーグが開幕する前から、上位で背負っている人やタイトルホルダーというのを感じていたんですけど、ファンの人とか、背負っているものがあって、ただ自分が麻雀打っているだけじゃなくて、バックグラウンドが重い人たちなので、その辺のオーラ、人間力というのでは、少し引け目を感じるところがありました。
-今回は、多くの方に知ってもらう大チャンスです。意気込みをお聞かせください。
多くの人数が参加していますけど、これも試合ですし、オーディションを勝ち上がったらMリーグが始まってきます。そこで必ず結果を出し、頂点を目指したいと思っているので、169人という人数の中でも1位は獲らないといけないと思っています。そしてMリーガーになれたなら、Mリーグのなかでも1位を目指していきます。
EX風林火山ニューメンバーオーディションはABEMAプレミアムにて配信中!
一井慎也vs中田花奈vs和泉由希子vs木原浩一(1回戦)
https://abema.tv/video/episode/558-1_s1_p1
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。