Mリーガーで僕より
強い人なんてほとんどいない
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【仲林圭インタビュー】
仲林圭(日本プロ麻雀協会)
Twitter:https://twitter.com/jagabayashi
note: https://note.com/jagabayashi
-今回、オーディションに参加しようと思われた理由から教えてください。
シンプルに、Mリーガーになりたいと思ったからですね。目立ちたがり屋なので。ただただそれだけです。
-堀慎吾プロ(KADOKAWAサクラナイツ)や松本吉弘プロ(渋谷ABEMAS)など、協会のAリーグで一緒に打っている方がMリーグにいますが、意識はされていましたか。
松本に関してはそれほど強くは思っていなかったですけど、堀さんが入ったのは、意識するところはありましたね。もう14、5年の付き合いになりますか、お互いにプロになる前から知っていて、一緒に住んでいたこともあったので。
堀さんはMリーガーの座を、実力で勝ち取った感じがあります。本当に麻雀が強いので、そういう強い人が評価されたのはうれしいんですけど、プロとしては僕より後輩ですし、悔しいという気持ちが強いですね。
-今回、オーディションをやると聞いたときの印象はいかがでしたか。
企画としては面白いなと思いました。でも麻雀なので、あまり上手じゃない人がMリーグに入ってしまう可能性もあるのではないかと。そうすると、Mリーグの価値が下がってしまうのでは?という心配はあります。Mリーグは麻雀プロの最高の舞台、日本のサッカーで言えばJ1リーグみたいなものなので。そこで視聴者が見て「ん?」って思うような打牌があったりするような人が入るのはいやですね。
-俺を入れておけば、そこは大丈夫だぞと。
Mリーガーで僕より強い人なんてほとんどいないので。
-ただ、今回は169分の1という狭き門を勝ち抜かないといけません。
狭いですよね。僕は一応、推薦選手という形で出ているんですけど、そうすると対戦相手も推薦選手、注目選手になることが多くて、強い人と当たる機会が増える気がしています。そうなれば、50ptのアドバンテージがほとんどないんじゃないかと感じるんですね。今回の配信対局も、友添(敏之)さん、渋川(難波)、そしてポイントを持っているジェンさんなので。
-強い人を蹴落として準決勝に上がれば、必然的に準決勝でライバルになりそうな強い人は減っている気がしますが。
正直に言えば、弱い人が準決勝に残っている方がいやなんですよ。弱い人がMリーガーになる可能性がある方がいやなので。強い人なら認められるのですが。
-最後に、この大会に向けての意気込みをお聞かせください。
参加している人の中に、僕より強い人は一人もいません。それは自信を持って言えます。もし準決勝の6人に残れなかったとしたら、風林火山さんは僕をWildcardで出した方が絶対にいいですね。僕の麻雀の内容がめちゃくちゃいいのは、見ていただければ分かるはずです。
EX風林火山ニューメンバーオーディションはABEMAプレミアムにて配信中!
仲林圭vs友添敏之vsジェンvs渋川難波(1回戦)
https://abema.tv/video/episode/558-1_s1_p5
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。