準決勝開幕!
友添敏之・松ヶ瀬隆弥が
スタートダッシュに成功!
EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディションは、いよいよ準決勝を迎えた。170名弱の2次予選参加者の中から、準決勝へと駒を進めたのはわずか8名。ここでは各者が8半荘を打ち、上位2名が決勝進出、下位2名が敗退、そして残る4名が敗者復活戦で再度決勝への切符をかけて戦うこととなる。
準決勝は2次予選でのポイントを半分にし、そこにファン投票による加点をしたところから行われる。ワイルドカード選出の長村大、本田朋広はやや不利な位置からのスタートとなるが、逆転は十分可能だ。
初戦を制したのは、スタート時に首位に立っていた友添敏之。東4局の親番で7700、2600オール、12000と効果的なアガリを積み重ねると、やや点数を減らした南3局では三色ドラドラの8000を出アガリしてダメ押し、終わってみれば54800点のトップでスタートダッシュに成功した。
1位:友添敏之 +74.8pt
2位:松ヶ瀬隆弥 +9.1pt
3位:平良将太 ▲31.0pt
4位:小沼翔 ▲52.9pt
2戦目は長村が取った。東2局の親番で、カン待ちリーチを赤でツモって満貫に仕上げて抜け出すと、南1局からは3000-6000、4000オールと高打点のツモアガリを連発し、63500点と大トップを決めた。
1位:長村大 +83.5pt
2位:本田朋広 +29.6pt
3位:浜野太陽 ▲41.2pt
4位:坂本大志 ▲71.9pt
3戦目を制したのは、初戦で2着だった松ヶ瀬隆弥。小沼翔への満貫放銃などで南場の親番を迎えた時点ではラス目。しかしそこで力強く6000オールを惹き上がって一気にトップまで浮上、そこからも細かく加点を重ね、46900点のトップで準決勝初勝利を飾った。
1位:松ヶ瀬隆弥 +66.9pt
2位:小沼翔 +7.8pt
3位:本田朋広 ▲24.2pt
4位:浜野太陽 ▲50.5pt
ここまでは40代の選手が3勝、苦戦が続く若手勢だったが、その流れを断ち切ったのが平良。初戦3着、この試合も離れた3着目と劣勢が続いていたが、オーラスの親番で4000オールをツモって逆転。次局は横移動で逃げ切り、待望の初トップを飾った。
1位:平良将太 +54.3pt
2位:友添敏之 +14.2pt
3位:坂本大志 ▲5.9pt
4位:長村大 ▲62.6pt
準決勝初日を終えての順位はこちら。共にトップ1回2位1回の友添と松ヶ瀬がやや抜け出した格好だが、準決勝はまだ序盤。これからの戦いにも、注目していきたい。
1位:友添敏之 396.1pt
2位:松ヶ瀬隆弥 352.8pt
3位:平良将太 262.3pt
4位:小沼翔 228.2pt
5位:長村大 202.9pt
6位:浜野太陽 185.6pt
7位:坂本大志 179.7pt
8位:本田朋広 166.7pt