本田朋広(ほんだ ともひろ)、脚光をあびた北陸の役満プリンス

富山と東京を何往復もして掴んだ栄光

本田朋広(ほんだ ともひろ)は日本プロ麻雀連盟のプロ雀士である。
2012年にプロテスト合格。同団体北陸支部に所属。
ホームである北陸と、リーグ戦や各種タイトル戦が行われる東京を行き来してプロ活動を続けている。

キャッチフレーズは「役満プリンス」

そんな本田の麻雀プロ人生が大きく変わったのは2020年。
同団体のビッグタイトル・第10期グランプリMAXを優勝したのである。
このグランプリMAXは団体内の年度間獲得ポイントで活躍した選手のみが参加できるタイトルで、本田は33位、参加資格ぎりぎりの一次予選からの参加であった。
決勝戦のメンバーは内川幸太郎・吉田直・山田浩之のAリーガー3名。
この強豪たちとの闘いを制しタイトルホルダーとなった本田はG1タイトル・十段位でも決勝戦進出、初出場となった麻雀最強戦2020タイトルホルダー頂上決戦も優勝し、ファイナルへと駒を進める。

関連記事:【麻雀最強戦2020 タイトルホルダー頂上決戦】優勝は本田朋広プロ!!

最強戦ファイナルでは敗れたものの、ディフェンディングでベスト16から出場となった第11期グランプリMAXでは連覇、彗星のごとく現れた若手実力派プロに、業界は沸いた。

Мリーグへの挑戦

その本田が次に目指すもの、そのひとつがМリーグだった。
EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディションは予選で敗退するもワイルドカードの指名を受ける。準決勝では追う立場から2連勝、決勝進出を決めるも最後は跳満/満貫条件を満たせず優勝を手にすることができなかった。

しかし、その年のドラフトでTEAM RAIDEN / 雷電より指名され、2021-22シーズンよりMリーグに参戦することとなった。

関連記事:逆境をはね除けた四暗刻単騎! 松ヶ瀬隆弥が本田朋広らを退けオーディション優勝、次期Mリーガーに 風林火山オーディション決勝レポート【7月23日】

関連記事:麻雀の怖さを改めて感じた もう悔しい思いはしたくない EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディション決勝戦【本田朋広インタビュー】

地方在住のプロ選手は、タイトル戦のたびに多くの時間と労力を使って戦いに参戦する。
北陸の星が、麻雀業界の星となる日も近いかもしれない。

2021年、本田はMリーグ参戦を期に上京することとなった。

本田朋広 プロフィール

生年月日 1983年10月3日
出身地 富山県
プロ入会 2012年
所属プロ団体 日本プロ麻雀連盟(28期生)
LINK Twitter:本田朋広

タイトル歴

第10・11期 麻雀グランプリMAX 優勝

麻雀最強戦2020 タイトルホルダー頂上決戦 優勝

第3期 北陸プロリーグ 優勝

本田朋広 Mリーグ戦績

所属チーム

2021年 TEAM RAIDEN/雷電
2022年 TEAM RAIDEN/雷電
2023年 TEAM RAIDEN/雷電

Mリーグ2021 個人成績

Mリーグ2021 順位 ポイント
レギュラーシーズン 29位 ▲307.8pt
セミファイナル
ファイナルシリーズ

【Mリーグ2021】チーム・個人ランキング – レギュラーシーズン

Mリーグ2022-23 個人成績

Mリーグ2022-23 順位 ポイント
レギュラーシーズン  2位  306.9pt
セミファイナル  15位 ▲17.6pt
ファイナルシリーズ  7位 ▲3.6pt

【Mリーグ2022-23】チーム・個人ランキング – レギュラーシーズン
【Mリーグ2022-23】チーム・個人ランキング – セミファイナルシリーズ
【Mリーグ2022-23】チーム・個人ランキング − ファイナルシリーズ

本田朋広 × 麻雀遊戯王

近代麻雀公式YouTubeチャンネル「麻雀遊戯王」に本田朋広プロがゲスト出演!
本田プロご本人に交友関係をお伺いしました!

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀おすすめ書籍/