タカハルの落涙から一年 今年は4人で勝つ! 白鳥翔、決意の真っ向勝負【Mリーグ2021-22ファイナル観戦記4/19】担当記者:ZERO/沖中祐也

茅森はここから2枚目の【白】を渋々ポンをした。
マンガンならできているが、ハネマンとなるとトイトイまでつけないといけないのでちょっと厳しい。

さきほどの形式テンパイでマンツモ圏外にいる白鳥は悠々とオリ…

親の寿人がテンパイできずに終局した。

「絶対トップをとる」
ABEMASの控室で白鳥は力強くこう言った。
不確かな麻雀というゲームに挑む身で、こんなことをいうのは初めてだという。

白鳥がもぎとったトップにより

ABEMASは上位に肉薄。
あと9戦を残し、本当にわからなくなった。

こういう短期戦では、優勝チームにラッキボーイの存在が出ることが多い。
そういう意味で多井は白鳥の活躍を予言していた。

タカハル、1年前の涙は未だに鮮明に残っているよ。
あれから俺ら3人は、こんなに強くなった。
少しは俺を頼ってくれ、と昨年言えなかった言葉が、今なら堂々と言える。

 

タカハル、今年は絶対に4人で優勝しような。

──4年目の戴冠に向け、白鳥が大きく翼をはためかせた。

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