Mリーグ2022-23ドラフト指名会議にてU-NEXT Piratesが2巡目指名したのは、日本プロ麻雀協会の仲林圭。
仲林は日本プロ麻雀協会7期前期入会、現在はA1リーガーとして活躍しており、団体最強の一角として呼び声が高い。
2022年にはMリーガー・白鳥翔(渋谷ABEMAS)らとの激闘を制して發王位を獲得した。近年では麻雀最強戦でもたびたびファイナルまで勝ち残っており、その雀力は多井隆晴(渋谷ABEMAS)も高く評価している。
また、やんちゃなキャラクターも特徴の一つで、かつてはキンマwebで自身の半生を振り返る「ゲスコラム」を連載し、一部で好評を博していた。ビッグマウス気味な発言は、自らの実力に対する自信の証。Mリーグでどのような麻雀を見せてくれるのか、注目だ。
─今の率直なお気持ちからお願いします。
めちゃくちゃうれしいです。
─今回のドラフトで指名を受ける自信はありましたか。
30パーセントくらいでしたね。渋川(難波)は確定していて、他にも有力な選手がいるので、もしパイレーツが渋川を獲ったときにはサクラナイツの可能性もあるかな、という感じでした。
─Mリーグに対するイメージはいかがでしたか。
うらやましかったですね。昨シーズンのファイナル最終日に堀(慎吾)さんが出てきて、あんなにしびれる勝負をしていたじゃないですか。なんで俺があそこにいないんだろう、という気持ちがすごく強かったです。
─Mリーグはずっと目指していたのでしょうか。
ずっと目指していましたね。1年目はそこまでうらやましい気持ちもなかったのですが、松本(吉弘)が活躍したり、堀さんが指名されたり、ずっと一緒に切磋琢磨していた白鳥(翔)とかがみんなに注目されていて、というところから、一昨年より去年、去年より今年と、どんどんMリーグへの気持ちが強くなっていきました。
─以前、「Mリーガーで自分より強い選手はほとんどいない」とお話ししていましたが、その気持ちはまだ変わりませんか。
変わりません。木下監督は「圧倒的に勝つ」と話していましたが、そこに貢献できる自信はあります。
─ファンの方に向けて、Mリーグへの意気込みをお願いします。
いろいろな方々に応援していただけて、Mリーグで麻雀を見たいと言っていただけることが、發王戦や麻雀最強戦を通じて増えました。その舞台にずっと立てなかった自分への悔しさもありましたし、強い仲林圭をお見せしますので、応援をよろしくお願いします。
仲林圭Twitter:
https://twitter.com/jagabayashi
仲林圭YouTubeチャンネル「じゃがちゃんねる【仲林圭】」
https://www.youtube.com/channel/UCPoSb5QLf0ZcQ0C-rJYK2IQ
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。