Mリーグ・ジャーニー【Mリーグ2024-25ファイナル観戦記 5/16 第2試合】担当記者 小林正和 萩原聖人 vs 園田賢 vs 醍醐大 vs 仲林圭

園田のツモ牌… 【7ピン】(園田:なんなん)

2024-25シーズン
最後のアガリは【南】・ドラ1
2,600(+2,900)

醍醐
「2,600は…3,000、3,500」

その点数申告は、まるで足し算を覚えたばかりの少年のようであったのだった。


そう、麻雀は確かに“外”へと届いている。
そして“熱狂”は静かに、けれど確実に広がっているのだ。

その時、ふと頭をよぎる疑問。

(一体その根源は、どこから湧き上がってくるのだろうか。)

その“答え”のヒントは──
この試合を通して、何度も見え隠れしていた気がする。

子供の頃に感じた、あの楽しかった記憶。けれど大人になるにつれて、それは少しずつ遠のいていく。

社会に出れば、楽しいこともあれば、辛さや理不尽さを乗り越えなければならない場面も、いくつも訪れる。

でも、ふと思うんだよね。
そうした日々の感情って、どこか麻雀に似ていないだろうか。

どれだけ完璧に打っても、負ける時は負ける。逆に、ミスがたまたま勝ちにつながることもある。

その不条理さと、時に報われる奇跡のような瞬間──
そこに、きっと人は心を動かされ、共感していくんじゃないかな。

時には子供のように泣いて

そして、喜びを分かち合う。

最高のスポーツ競技なんだからじゃないかな。

5/16は松尾芭蕉が奥の細道の旅に出た日にちなんで“旅の日”と言うらしい。

さて、来シーズンのMリーグは一体どんな風に変貌を遂げるのだろうか。その終わりなき旅の続きを、これからも見届けていきたい。

最後に、皆さん
「Mリーグは見てますか?」

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀シリーズ 新刊情報/