園田のツモ牌… (園田:なんなん)

2024-25シーズン
最後のアガリは・ドラ1
2,600(+2,900)

醍醐
「2,600は…3,000、3,500」
その点数申告は、まるで足し算を覚えたばかりの少年のようであったのだった。
そう、麻雀は確かに“外”へと届いている。
そして“熱狂”は静かに、けれど確実に広がっているのだ。
その時、ふと頭をよぎる疑問。
(一体その根源は、どこから湧き上がってくるのだろうか。)
その“答え”のヒントは──
この試合を通して、何度も見え隠れしていた気がする。
子供の頃に感じた、あの楽しかった記憶。けれど大人になるにつれて、それは少しずつ遠のいていく。
社会に出れば、楽しいこともあれば、辛さや理不尽さを乗り越えなければならない場面も、いくつも訪れる。
でも、ふと思うんだよね。
そうした日々の感情って、どこか麻雀に似ていないだろうか。
どれだけ完璧に打っても、負ける時は負ける。逆に、ミスがたまたま勝ちにつながることもある。
その不条理さと、時に報われる奇跡のような瞬間──
そこに、きっと人は心を動かされ、共感していくんじゃないかな。

時には子供のように泣いて

そして、喜びを分かち合う。

最高のスポーツ競技なんだからじゃないかな。
5/16は松尾芭蕉が奥の細道の旅に出た日にちなんで“旅の日”と言うらしい。
さて、来シーズンのMリーグは一体どんな風に変貌を遂げるのだろうか。その終わりなき旅の続きを、これからも見届けていきたい。
最後に、皆さん
「Mリーグは見てますか?」