念願の今シーズン初トップ!インタビューで見えた「人間・小林剛」【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 10/16 第2試合(麻雀LIVEチャンネル)】担当記者 南山幸浩

見事、ラスト1枚の【3マン】をツモり3000・6000は3100・6100の和了となり、内川を交わしトップに躍り出る!

 

しかし今日は最後の最後までシーソーゲームだった。

【南3局1本場】に親番の堂岐はリーチ・ツモ・赤1・ドラ1の4000は4300オールを和了、またまたトップに。

【南3局2本場】では小林がリーチ・ツモ・平和・三色同順の2000・4000は2200・4200の和了でトップを奪い返す。

オーラスも小林がアガって逃げきり今シーズン初トップ、パイレーツがデイリーダブルを決めた。

 

三つ巴の混戦を制した小林はインタビューの最後に優しい笑みを浮かべながらこう語った。

「今日本当はどこかで『ガラクタリーチ』をしようと思っていたけど出来なかった」

ロボと呼ばれる小林剛。チームメイトからは「実は情に厚い」などと評されているが、正直Mリーグを観ているだけの自分にはそれを理解することが出来なかった。

『チームがらくた』とは最も正反対の位置にいそうな雀士・小林剛

そんな彼から伝えられた短い言葉は、「人間・小林剛」の魅力を十分に感じさせてくれる一言であり、麻雀を愛する人々にやさしく寄り添ってくれたことだろう。

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