太は雀頭ができないまま、単騎テンパイとなったが、あとはどちらの絵が揃うかだけの勝負に持ち込んだ。
かなり切りにくい筋である
も飄々とした表情で勝負し、決着の時を待つ。
堂岐が力無く放った
を捉えて壮絶な打撃戦に終止符を打った。
どんなに苦しい状況に陥っても、勝利を持ち帰ってくれる心強い大エースが赤坂ドリブンズのピンチを救った。
やはり今年も、このチームに死角は存在しない────

坪川義昭(つぼかわよしあき) 日本プロ麻雀協会5期前期生。雀王戦B1リーグ所属。行政書士法人石田事務所に勤務。 https://www.ishida-tomoyuki.com X(旧Twitter): @eehounotsubokku
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