本田の立ち回りに注目したい。
親番が続く東4局3本場。
3番手で本田を追う仲林から気合のこもった先制リーチが飛んできた。
この時の本田の手がこちら。
赤が1枚あるものの、3番手のリーチに突っかかるほどの手には見えないか。
高打点の担保があるのならひと勝負と行きたいところだが…。
次巡、
を引き入れてイーシャンテン。
ここで無筋の
をツモった本田、現物の
を切ってローリング。
ところが、だ。
仲林が
をアンカン。すると、
カンドラが
で本田に3枚乗り、突如として勝負に値する打点に化けた。
勝負どころの押しに差し込み気味の選択、中田さんは本当に成長が著しい【前田直哉の「前のめりポイント」【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 12/5 第1試合】
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最近、巷で話題の新企画にて前田直哉プロが語っていたが、競っている状況だったり大きなビハインドを抱えていたりする場合ならば、本田は退路を絶って攻勢に打って出たかもしれない。
ファンの一人としてはその世界線を観てみたかった。
その世界線ならば、
本田はカン
を引き入れて![]()
待ちで追っかけリーチを放ち、
ツモで6,000オール以上の加点に成功していた場面だった。
しかし、
現実は残念ながら流局。
本田の心中としては勝負をしたかっただろう。
そして、勝負していたら…という一抹の後悔すらあったかもしれない。
しかし、勝負をしなかったのは苦戦を強いられているチームのため、一度トップ目に立ったのであれば是が非でもそれを持ち帰らなければならないという責任感の現れと私は思う。
繰り返しになるがファンの一人としては
勝負の世界を観てみたかった。
萩原のように、瀬戸熊のように、そして黒沢のように。
これが雷電だ!という力強さを感じたかったなぁ、と思う。
ただ、それは無責任な外野の思い。結果論との謗りは免れないのだろう。
あの場所で戦っている選手は、私たちの想像を絶するようなプレッシャーの中で戦っている。
その思いは取材者としては分かりながらも、今夜のゲームはそんな思いを整理しきれないでいる。
チームのために。
その思いで戦った本田は、















