
その後、元太が
を引き、
–
待ちでテンパイ。先制リーチを放つ。
瀬戸熊が
をツモリ、元太に通っていない
を切ればカン
のテンパイが取れる形に。

テンパイを取らなければ降りも視野に入るが、瀬戸熊の手牌にはリーチに対する明確な安全牌がなく、難しい判断を迫られる。
ここで瀬戸熊は
を勝負し、一度テンパイを取る選択。
役はなく出アガリはできないが、押し返す姿勢を見せた。
この
を親の中田が仕掛け、
・
待ちのテンパイを取る。
さらにカン
テンパイを維持していた瀬戸熊が
をツモリ、再び選択を迫られる。

が安全牌となっており、ここは
切りが本線にも見えたが、瀬戸熊は
プッシュを選択。この判断には実況の日吉も驚きを隠せなかった。
結果は、中田が切った
で元太がアガり、3900の加点。

瀬戸熊の押しは今回こそ実らなかったものの、トップを取りにいく強い意志が伝わる局面だった。
南4局
瀬戸熊の親番で迎えたオーラス。
トップ目の元太は36100点持ち、瀬戸熊とは1200点差と僅差のトップ争いだ。
瀬戸熊が切った
を元太が仕掛け、カン
待ちでテンパイ。

さらに瀬戸熊が切った
を456で仕掛け、待ちを
–
へと変化させる。
中田が切った
が元太のアガリとなり、元太のトップが決定。

雷電にとっては悔しい2着という結果になった。
試合後のインタビューで瀬戸熊は、「2着でチームにプラスを持ち帰れたのは良かったですが、チームが3連勝中だったので……」と、トップを逃した悔しさをにじませた。さらに「前回も3連勝から僕が止めてしまったので」と笑いながら振り返り、連勝を伸ばせなかったことへの責任感ものぞかせた。
東3局の12000点については「配牌でできすぎでしたね(笑)」と話しつつも、「その後に二の矢三の矢が出なかった」とトップを逃した展開を振り返った。
また、南3局の押しについては「カン
に感触はなく、
引きなどで手牌が変化したらリーチに行こうと思っていた」と明かし、先を見据えた上での判断だったことを語っている。
トップには届かなかったものの、瀬戸熊の攻める姿勢が随所に見えた一戦だった。
連勝こそ伸ばせなかったが、雷電にとって価値ある2着となった。

2025年3月に大学を卒業後、麻雀店に勤務しながら麻雀YouTuberとして活動中。フリー雀荘での実戦動画を中心に配信し、noteではコラムや動画の裏側を発信。麻雀をもっと身近に、もっと楽しく届けることを目指している。














