Mリーグ2025-26「あの一局」は、今シーズンを戦ってきた中で、選手にとって最も印象に残っている局を振り返ってもらう企画。
EX風林火山の二階堂亜樹は、近年になって「麻雀が変わった」と評されることが多い。Mリーグで戦う中で試行錯誤を重ねており、その成果が目に見える形で表れるようになったことで、そのような声が増えてきたのだろうか。今回の企画に際し、亜樹は自身の変化について語りつつ、それが結果につながった一局を挙げた。
あの一局:3月16日第2試合 南1局
⬛︎変わったのは麻雀ではなく、麻雀への向き合い方
今シーズンは、けっこう「麻雀が変わったよね」と言われることが多かったんですけど、自分の中では今シーズンに限らず、ずっとバランスを考えながら打ってきました。Mリーグの7年間でたくさんの選手が退団したり新しく入ってきたりするのを見てきて「自分がいつまでMリーガーでいられるかわからない」ということを前より強く感じるようになってきたと共に、自分が打ちたいように打ったほうがいいんじゃないか、という気持ちが少しずつ強くなっていったのが、その要因だと思います。
チーム戦だとどうしても「マジョリティーに近いような打牌をしたほうがいいんじゃないか」という葛藤があって、しばらくは自分としては割とオーソドックス寄りな手組みをして、守備も意識しながら、長いリーグ戦の中で負けを抑えながら勝てるときに勝つ、みたいな打ち方をしていました。
でも、それだと勝てるチャンスそのものも少なくなってしまいますよね。













