そして直後に浅見が
を掴んで奥村へ放銃。七対子、1600点。
条件戦特有の緊張感が張り詰めたオーラス。その戦いを制したのは奥村だった。
勝ち上がりを決めたのは奥村と清水。
奥村は麻雀最強戦初出場ながら東3局での初アガリから東4局1本場では清一色を成就。オーラスでも薄氷の勝負を制し、勝負どころで確実に結果を残して勝ち上がりを掴んだ。
清水は満貫放銃こそあったものの、全体を通しては攻めるべき局面でしっかりと攻め切り、南3局の1300-2600など要所で加点を重ねた。数々の大舞台を経験してきた女流桜花らしく、最後は貫禄の勝ち上がりとなった。
浅見は終始良い位置につけていたが、最後はオーラスのアガリ競争に敗れて無念の敗退。あと一歩で勝ち上がりを逃す悔しい結末となった。
そして最強戦初出場の角は、最後までアガリが結びつかず悔しいラスとなった。麻雀最強戦という半荘一発勝負の舞台で、一度もアガれずに終わることは選手にとって悪夢と言ってもいい。
それでも内容に目を向ければ、七対子選択や南2局1本場で危険牌を見極めて立ち止まった判断など、結果だけでは測れない冷静さと実力を随所に見せていた。
今回は結果に恵まれなかったが、その内容まで悲観する必要はないだろう。まだ若く、これから経験を重ねていく選手だけに、再び最強戦の舞台に戻ってくる日はそう遠くないはずだ。次はこの悔しさを糧にした戦いを見せてくれるだろう。

麻将連合所属。キャッチフレーズは〝ミスター赤シャツ〟。
平日は情報通信関連の株式会社エネコムに勤務し、週末は麻雀活動に全力投球。広島で『いきいき健康麻将風鈴』で麻将連合『μ道場』の運営を担当。麻雀最強戦2025「政権抗争勃発」に出場し決勝卓に勝ち進むも、滝沢和典への国士無双放銃で散った。












