25-26シーズンに新規参入したJETS。ドラフトで選ばれたのは、各団体でタイトルを獲得してきた猛者ばかり。周囲から寄せられる期待も高かっただろう。
しかし、昨季は完膚なきまでに叩きのめされ、レギュラーシーズンで敗退。特に、柴田や三浦は、素人目に見てもつらすぎる不運に見舞われ、あまりにも歯がゆい1年目となったはずだ。
それがどうだろう、ここ最近のJETSはどこか雰囲気が違う。スタートダッシュには失敗しチーム最下位に沈んだものの、未だにラスがない逢川や、柴田の奮闘もあり、前日にはチーム初となる同日連勝も達成した。
その背景には、チームとしての成長があるはずだ。
これまで、ただ己の強さを証明するため、たったひとりで「自分のために」戦い続けてきた選手たち。それが、Mリーグの舞台でチームを結成して戦う中で、だんだんと「誰かのために」麻雀を打つ感覚を実感しているのではないだろうか。楽屋で見ているチームメイトのため、画面の向こうでユニフォームを着て応援してくれるファンのため、なんとしてもこの一牌をつかみとりたい。麻雀プロ人生で味わったことがない感覚に、じわじわと心を温められているのではないだろうか。
「いま、最高の個人競技が最高の団体競技になる」
創設2年目を迎えたEARTH JETS。それぞれの選手が確固たる実力を持っているのだ。チームとしての力が高まってきたら、手強いに決まっている。
今宵の勢いそのままに、さらに上を目指していけるか。ようやく歯車がかみ合い始めたJETSのサクセスストーリーは、まだ始まったばかりだ。
-.jpg)
虫かご
鹿児島県出身、東京都在住の26歳。本業である新聞記者の傍ら、ライター業に励む。noteも不定期で更新中。好きな麻雀プロは堀慎吾選手。行きつけの雀荘は浅草橋・新時代。
X:@mushikagokun











