神戸市がカジノ型デイサービスを条例で規制

神戸市議会は9月24日の市議会で、麻雀やパチンコなどの遊技を介護予防の主な訓練内容とする、デイサービス施設を規制するため、施設の運営者を事業者に指定しないようにできる条例改正案を可決した。こうした条例の制定は全国で初めて。

規制対象とするのは、「アミューズメント型」「カジノ型」と呼ばれる通所介護の一部。
パチンコやマージャン、カードゲームなどに特化した設備を備え、一日中遊技が可能な施設。

禁止となるのは、
・射幸心をあおる恐れのある遊技を常時行わせる
・疑似通貨を使い、依存性を著しく強める恐れのある遊技を提供する
・賭博や風俗営業を連想させる広告を掲示する
の3点。
違反が確認されれば、市はデイサービス施設として指定しないことができる。

麻雀やパチンコ、ポーカーなどを機能訓練の一環として提供する“カジノ型”や“アミューズメント型”と呼ばれる施設は全国で増加している。

 

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