多井隆晴、
ギリギリの闘いを制して、
麻雀仲間に捧げる特別な1勝!!
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2019」の30日目第2戦は、多井隆晴(渋谷ABEMAS)がトップを獲得。1戦目の日向のラスを帳消しにする、値千金のトップをもぎ取りふたたびチーム順位を7位とした。
2回戦の対局者は、U-NEXT Pirates・朝倉康心、TEAM雷電・瀬戸熊直樹、EX風林火山・滝沢和典、そして多井。
開局、リーチの滝沢から瀬戸熊がマンガンを討ち取ると、親の朝倉が4000オールを決める。多井も負けじとリーチ・ツモ・ドラ2・ウラ3の3000・6000をアガり返す。
チャンス手を潰された滝沢をしり目に、試合は三者の競りで進行。のみや、仕掛けてのイッツー・赤1など、細かいアガリで局を制した多井が、トップ目でオーラスを迎える。
2着目の朝倉が、的確な山読みで残っている待ちでリーチ。もちろん逆転手。
その朝倉からドラのを鳴いた瀬戸熊も待ちでテンパイ。
リーチとマンガンの仕掛けに挟まれた多井は、テンパイを果たすも手を崩す。結果は朝倉が瀬戸熊にを放銃して、2着と3着が入れ替わってゲームセット。多井がトップを死守した。
勝利者インタビューで多井は「チームのスコアが良くないので勝ちたかったのと、今日はどうしても勝ちたい理由があって…。(30戦を終えて)チームの要の僕がメンタルがぶれていて、心配をかけてたんですよ。昨夜は眠れなくて逆にすっきりしていて、今日はすごく自信があったので勝ててすごく満足です」と涙ながらに語った。
【Result】
1着 多井隆晴・渋谷ABEMAS 3万7500点/+57.5
2着 瀬戸熊直樹・TEAM雷電 3万1900点/+11.9
3着 朝倉康心・U-NEXT Pirates 2万2500点/▲17.5
4着 滝沢和典・EX風林火山 8100点/▲51.9
【Total】
1位 KADOKAWAサクラナイツ +185.1(30/90)
2位 EX風林火山 +145.0(30/90)
3位 TEAM雷電 +27.6(30/90)
4位 セガサミーフェニックス +18.0(30/90)
5位 U-NEXT Pirates +13.0(30/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲91.1(30/90)
7位 渋谷ABEMAS ▲127.7(30/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲169.9(30/90)
「大和証券 Mリーグ2019」
11月15日の対戦は
EX風林火山vs 渋谷ABEMAS vs TEAM RAIDEN / 雷電vs U-NEXT Piratesキャスト
EX風林火山
渋谷ABEMAS
TEAM RAIDEN / 雷電
U-NEXT Pirates
実況:松嶋桃
解説:佐々木寿人
レポーター:松本圭世(C) M.LEAGUE