渋谷Abemas vs小学生!? 渋谷Abemasの4選手がSMA学生麻雀フェス2019にて小学生と交流

8月26日(月)、東京都渋谷区・国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた「SMA学生麻雀フェス2019」に、渋谷Abemasの多井隆晴プロ・白鳥翔プロ・松本吉弘プロ・日向藍子プロの4選手が参加。麻雀を通じて、小学生やその保護者をはじめ、参加者との交流を図った。

午前中は「小学生麻雀教室 with 渋谷ABEMAS」が開催された。選手たちは、最初は1面子1雀頭をつくる「4枚麻雀」で麻雀を指導し、その後はレベルに合わせて2面子1雀頭の「7枚麻雀」や通常の卓を設け、選手たちが後ろ見をしながらアドバイスを行うなど、麻雀を通じての交流を図っていた。中にはかなり打ち慣れた子どももいて、選手たちがその打ち筋に驚いている様子も見られた。

指導終了後は選手との交流タイムや質問コーナーが設けられ、子どもたちや保護者の方々は、選手と会話をしたり、サインをもらったりするなどして、Mリーガーたちとのやりとりをおおいに楽しんでいた。

参加者の親子は、「Abemasの方が熱心に教えていただけて、親としても楽しかったです」(親)「AbemaTVで見ていた多井さんとかが生で見られて、しかも教えてもらえたので、うれしかったです」(子)と、非常に満足した様子でイベントを振り返ってくれた。

午後は、中学生から大学生までが参加できる麻雀大会が開催された。参加者たちは、渋谷Abemas選手による激励を受け、白熱した闘牌を繰り広げていた。また、渋谷Abemasの選手たちも、黒子として卓に入ったり、別卓で午前中のイベントに参加した子どもたちと対局したりするなどして、参加者とさらなる交流を行っていた。

午前、午後共に多くの人が参加し、イベントは非常に盛況な様子だった。

多井隆晴プロ

「この仕事が決まったときに、僕は麻雀界を代表して、子どもたちのヒーローになりたいという思いがずっとあって、みんなに元気を与えられるような存在でいようと思っていたんですけど、麻雀って、勝つよりも負けることの方が多い競技で、最近いくつかの試合に負けていて元気がなかったんですけど、逆に子どもたちから元気をいただけました。

このままではいけないということで、個人でもAbemasとしても、必ず次のシーズンで優勝して、あの子たちに何かお返しがしたいという思いでいっぱいです。

社会貢献活動という面については、せっかく大企業が麻雀を応援してくださるMリーグができたので、せめてMリーガーだけでも麻雀を通じた社会貢献活動というのもしてないといけないと思っていました。今回のように子どもたちとふれ合う活動もそうですし、高齢者の方がいらっしゃるようなところを巡ったり、Mリーグの成績に応じて寄付をしたりするような活動もしていきたいですね」

白鳥翔プロ

「こうして小学生たちとふれ合うのは初めてだったので、どういうふうに教えたらいいかすごく難しいと思っていました。実際にやってみて、こうした方がいい、というのはあったんですけど、それよりも、自分が刺激をもらったという感じで、教える立場で来ていますけど、自分にとってすごくプラスなことだったなと思いました」

松本吉弘プロ

「麻雀をプロに教えてもらってとか、放送対局を見てとかで学ぶ機会は、今までなかったと思います。こういう機会ができるのは僕らもうれしいですし、実際に子どもたちと麻雀でふれ合って、本当にレベルが高くて、これを今のペースで勉強して覚えていけばどうなってしまうんだろうという危機感と、将来、大きくなった参加者の子とまた麻雀を打てるのが、僕らも本当に楽しみです。麻雀界の未来は明るいなと思いました」

日向藍子プロ

「今日は小学生とイベントをできるとなって、今までは未来に、新しい世代が覚えてくれればいいな、という考えだったんですけど、実際に女の子を産んで、自分の子どもにすごく麻雀を教えたいんですよ。家族とか、おじいちゃんおばあちゃんとみんな一緒にやるのが結構夢で、麻雀プロにも正直したいくらいの思いがあります。

実際、こうやってちびっ子たちがこれだけのレベルで打てているというのは、未来にかなり希望が持てました。個人的にうれしい収穫がたくさんありました」

学生麻雀連盟・正能理事長のコメント

「こうしたイベントを行ったのは初めてです。今まで学生麻雀連盟が対象にしていたのは、麻雀店に入れる18歳以上のみでした。しかし放送対局が増えると共に高校生以下のイベント参加希望者が増えてきたこともあり、こうした大きい会場を借りることで、小学生まで参加できるようなイベントをさせていただきました。

そして今回は、渋谷区で行われるイベントであり、学生麻雀連盟の事務局が渋谷にあるというつながりなどから、渋谷Abemasさんをお招きした、という次第です。

小学生ともなると、麻雀の理解度や知識に大きな差があるので、そうしたみなさんにどうすれば喜んでいただけるのかを考えるのが、非常に難しかったです。ただ、今後も今回の経験を生かして、取り組んでいければと思っています」

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