厳しい声も受け止めながら、
成長のためにチャレンジする
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指名選手オーディション
【長澤茉里奈インタビュー】
長澤茉里奈(日本プロ麻雀協会)
Twitter:https://twitter.com/nagasawa_marina
Instagram:https://www.instagram.com/marinanagasawa1008/
-今回のオーディションを受けるにあたっては、どのような思いがあったのでしょうか。
私の実力じゃあ、「なんでまりちゅうなんかが受けるの?」と思われている方が大多数だと思います。でも、これは麻雀プロとして一つの大きなチャンス、自分の成長につながるオーディションだと思っています。ド新人ですし、決勝に残れるとは全く思っていないですけど、チャレンジすることはすごく大切だと思って、チャレンジしました。
-今回は放送対局があり、ご自身の麻雀が多くの方に見られることになります。
その覚悟は決めています。放送対局はプロになる前も含めてほとんど経験がないですし、いろいろな意見があると思います。たぶん、「下手くそ」ってこれから何年も言われていくとは思うんですけど、その声は真摯に受け止めて、それを糧に頑張りたいと思っています。
-また、今回のオーディションでは強い方、有名な方とたくさん打つことになると思います。
このような機会でしか、強い人と打つことはないと思うので、吸収できるものはいくらでも吸収しようと思っています。
-今回の大会に向けて、練習などはどのようにしてきましたか。
これまでは赤ありルールをあまり打ってこなかったので、週に2、3回は赤ありの勉強会をやって、対策は練ってきました。私はもともと200ポイントのアドバンテージがあるんですけど、200あるからって油断せずに、全部トップを獲る気持ちで頑張ろうとは思っていました。
-200ポイントのアドバンテージについても注目されていると思います。
正直、Mリーグルールって1日で100とか200変わっちゃうルールなので、200あるから有利とは思わないです。むしろ、トッププロの方は私から200勝つのは楽勝だと思いますから。
-対局を視聴されるファンの方に向けて、意気込みをお願いします。
一生懸命、最後まで頑張ります。いつも応援してくださる方だけでなく、今回で私の麻雀を初めて見る方も多いと思うんですけど、これから成長しかしていかないので、応援をよろしくお願いします。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。