見られることは意識してきた
雀王としてMリーグ入りを
目指す
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【矢島亨インタビュー】
矢島亨(日本プロ麻雀協会)
Twitter:https://twitter.com/yajikyun
-今回のオーディション参加への思いについては。
やはり、Mリーガーになりたいという強い思いがありますので、参加するのは自然な流れでした。
-矢島プロは年始に、今年の目標としてMリーガーになることを掲げていました。そういう思いはずっとお持ちだったのでしょうか。
もともと持っていました。去年は堀慎吾が雀王を獲った後にKADOKAWAサクラナイツに入ってMリーガーになり、私としても去年の11月に雀王になって、Mリーガーに近づいたのではないかということで、目標として公言するようにしました。
-Mリーグの舞台を、どういう場だと見ていますか。
あの舞台で打ちたいという、憧れの場所です。かなり自分の中では身近になってきたかなと思っています。解説で呼ばれましたし、次の候補の選手として、かなりいいポジションにいるのではないかと思っています。
-矢島プロは今回の参加者の中でもトップ3に入るくらいの有力候補だと思いますが、他にも強いプロがいます。
もちろん、他にも強いプロがたくさんいますので、かなり狭き門ではあります。準決勝で6人まで絞られますが、もし予選で6人に入れなかったとしても、Wildcardの2名に選ばれる可能性は少し高いと思っています。もちろん狙うのは6位までに入って、準決勝に進むことです。
-Mリーガーはただ強いだけではいけないというところがあると思います。
自分で言うのもあれなんですけど、見た目的には人より優れているところは少しあるかなと思っているのと、しゃべるのも得意ですし、解説とか、番組に呼ばれたときにそういうところでアピールできるのではないかと思います。
-見られることはかなり意識されていますよね。
そうですね、昔から趣味がアンチエイジングというくらいなので。男性の麻雀プロで写真を撮られるときにメイクを直すのは、僕と多井(隆晴)さんくらいしか見たことがないですね。
-ファンの方からは、今回の参加にあたってどんな声がありましたか。
Mリーグで打っている私の姿が見たいとか、たくさんの声がありました。雀王を獲って、Mリーグの解説もしてからファンの方は増えてきて、そういった声をいただけています。自分自身もあの舞台で打ちたいという強い思いがありますので、ファンのみなさんの期待にも、自分自身の期待にも沿えるように、Mリーガーになりたいと、強く思っています。
-優勝に向けての意気込みをいただけますか。
団体推薦や獲得タイトルによるアドバンテージポイントがあり、普通の参加選手よりは少し有利な位置でスタートできますので、それを生かしてポイントを伸ばして準決勝・決勝と目指し、優勝できたらと思っています。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。