「面白い点差になりましたね」小林、内川、日向、黒沢、四者の思惑が激しく交錯したそれぞれの最終戦【熱論!Mリーグ】担当記者:masasio

 

こちらが今期の個人スコアランキングだ。

試合の残っているフェニックス魚谷が451.4ポイントで首位。

そしてこちらも試合の残っているドリブンズ村上が427.8ポイントで2位につけている。

その差わずか23.6ポイント。

トップ1回はもちろん大きな2着でも逆転してしまう差だ。

ドリブンズがどの選手を出すかは分からないが、個人スコア1位が懸かっているかどうかにかかわらず、一番勝っている村上を出すのは自然な流れだろう。

しかし、ここで村上と同卓したフェニックスの選手はどのように立ち回るだろうか?

もちろん自分のポイント、チームのポイントを第1に打つのは当たり前なのだが、出来ることなら魚谷に個人スコア1位のタイトルを取ってほしいと思うのではないだろうか?

それはつまり村上のトップを阻止することに他ならない。

プロ野球の世界でも、シーズン終盤に自分のチームの選手にタイトルを取らせようとして、ライバル選手を敬遠するようなプレイがしばしばみられる。

Mリーグの舞台でのタイトル争いがどのようになるのか想像もつかないが、最終日を観戦するにあたって、個人スコア1位の争いは注目すべきポイントになると思う。

さあ泣いても笑ってもあと1日でレギュラーシーズンが終わる。

セミファイナルに進めるのはPiratesかドリブンズか。

はたまた風林火山の大逆転があるのか。

あと1日で終わってしまうのは寂しい気もするが、冒頭のシーンに戻って、小林はこんなことも言っていた。

「まだ、この先もありますしね」

そうだ、Mリーグはまだ終わらない。

この先もセミファイナル、ファイナルと試合は続いていくのだ。

Mリーグ2019

どのような結末を迎えるのか、これからも目が離せない。

渋谷ABEMASKADOKAWAサクラナイツTEAM雷電U-NEXT Piratesの4チームの選手の皆様、並びに関係者の皆様、レギュラーシーズンお疲れ様でした。

また、素晴らしい試合を見せていただき本当にありがとうございました。

次のステージでのご活躍をお祈りしております。

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