麻雀プロが謝る文化

すいません、最強戦実行委員長の金本です。

プロ雀士が謝ることの意味を考えてます。

よく麻雀プロって「すいませんでした」ってツイッターで書きますよね。あれの意味です。

あんまりアサピンのことばっかり書くと好きな女の子をわざといじめてる小学生の男子みたいで恥ずかしいので(実際僕はアサピンが好き)仮に、Aプロがチョンボをしたとき、

「すいません、フリテンなのにロンしてチョンボしました」

という場合にします(アサピンのチョンボは見たことないので、大丈夫だよね)。

プロが映像対局でチョンボをしたら、ツイッターやってる人ならだいたいこれを言うだろうけど、視聴者に言ってるということは、視聴者に損害があったのかどうか。

「おい、俺はAプロがチョンボしたせいで貯金が100円減ったぞ」なんて人はまずいないだろう。

お金の問題じゃない。

では気分の問題か。

Aプロが嫌いな人なら、、チョンボ(笑)嬉しい!当然損害はゼロ。

Aプロが好きな人なら、、トップ取ってほしかったけど4位になった、悔しい~応援してたのに~はあるけど、損したかっ?ていうと何も損はない。

Aプロを何とも思ってない人は、「チョンボ?おープロでもやるんだな、安心。あー面白い!」だ。

つまりAは誰にも損害を与えてないのに一般人に謝ってるわけだ。

実はこれはプロに限らない。

僕は先日麻雀を打っていてある人がチョンボして「すみません」と2,3回謝ってこられた。

いやいや、僕ら3人みんな得してるので、謝らなくていいんじゃない?

僕も謝るかもしれないけど、これって文化なんだろうな。

なんとなく謝っとくみたいな。

でも本当に謝るなら役満あがったときにすべきだよね。

 

麻雀を離れて、普段の生活でも謝るときって、たとえばスーパーで肉を選んでいて後ろを通ってる人の顔にカゴのネギがあたったら謝るだろう。相手に不快な思いをさせたからそれへの謝罪だ。

でもプロ雀士はチョンボをしても、相手にも感謝され、視聴者にも損害を与えてない。

最強戦やMリーグという舞台の格、プロの格を落とした?

そんなものないです。

麻雀は歌舞伎じゃないですから。少なくとも最強戦には「チョンボをしない格」「下手なプレーをしない格」なんてありません。最強戦実行委員長の僕が言うんだから間違いないです。麻雀は楽しい楽しいゲームです。

プロの格については僕が言うことか分かりませんが、そんなもの不要なんじゃないの?面白がらせるのが仕事でしょ。

 

麻雀に限らず僕はとにかく謝罪しろという文化が嫌いです。

なんでかっていうと、謝罪されても何も得られないのに、謝罪されたら許すというデジタルアウトなところです。

麻雀の場合はそもそも何も失ってないんだから、得られるわけないんですが。

 

ただ、それとは別で、何かミスをしたときに叩くのはお許しいただきたい。

昔親父はカープの選手がエラーすると「なんしょんやー!!!」とテーブルをたたいて家族全員をシーンとさせていました。カープファンなら全員そうです。やがて僕もお姉ちゃんもそういうようになりました。

じゃあラジオ聞かなきゃいいじゃんという理屈は成り立たない。叫びたくてラジオ聞いてんだから。

 

「てめーなんでフリテンなのにロンしてだ!」なんて叫ぶのは視聴者の楽しみ。

「おい、これリーチだろ」「これは押しだろ」「これはオリだろ」「これは〇切りだろ」「これはノータイムだろ」「なに牌こぼしてんだ」

なんだって言わせてください。

おい、ベッキーなに不倫してんだ!

おい、東出、なに不倫してんだ!

と言いたくてテレビをず~~~っと見てる人と同じです。

どうぞお許しを。

あっ、トップ画像をアサピンにしてすいません。

 

 

 

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