たんたんと生きる

たんたんと生きる

最強戦実行委員長の金本です。

怒りのコーナーで、たんたんというのは最初からおかしいのかも知れませんが、僕はたんたんと生きる人にあこがれています。

たとえば、今テレビをつけたらだいたいコロナのことやってるじゃないですか。

でも、そこでもし生放送で面白い落語や漫才、真剣勝負の野球やサッカー、麻雀でもいいです、何かコロナと関係ないことをやってる番組があるとします。

どっちが重要なんだろう。人はどっちを見たいのだろう。

コロナの最新情報を知りたい人、知る必要がある人はそういう番組を見るが、一方でそこまで24時間は必要ない、笑ったりドキドキしたり現実を忘れたいという人もいるだろう。

そして番組の中で落語や野球、麻雀をやってる人がコロナのことを考えてないかと言ったら絶対そんなことはない。番組のスタッフもそうです。見えないところで対策をして、たんたんとなすべき仕事をしているはずです。

その番組を不謹慎や不要不急というのは、はっきり言って余計なお世話です。「不要不急」という最近覚えた言葉に振り回されて、それを使うことで自分が道徳的に正しい人間だと確認したいだけの人間に思います。怒りポイント30!

なぜこんなことを書いているかというと、いや何を悩んでいるかと言うと、次(6月1日売り)の近代麻雀のゼロさんの戦術記事をコロナと関係あるもの、たとえば、家でできる上達アップ方法とかネット麻雀限定の〇〇戦術みたいな話にするべきか、それともコロナと全く関係なく、鳴きの読み方とか手組の話とかにするべきか、という部分です。

雑誌なので時勢を反映したものの方が需要があるような気もしますし、一方で、たんたんと生きるということなら、普通の戦術に特化すべきですし、それを読みたい、むしろコロナの文字なんで近代麻雀では読みたくないという人もたくさんいるはずです。

あっ、記事だけでなく漫画だってそうですね。社会問題を入れすぎるとしんどい気もしますが、時勢を反映しつついつもの王道に持っていくのが上手い漫画だと思います。

ありがとうございます!

書いてるうちに考えがまとまってきました!

ゼロさんには、時勢を反映しつついつもの王道の麻雀戦術をお願いしようと思います。どんな書き方をしてくれるのか、毎回楽しみなんですよね。

ゴールデンウイーク、本屋さんも都内はどこも閉まっててとても暇。暇は地獄です。トイトイダッシュを生み出した本、『ゼロ秒思考の麻雀』は、キンドルなどあらゆる電子書籍でも読みやすいと思います。もしちょっと現実を忘れて麻雀を手軽に強くなりたいという、余裕のある方は、読んでいただけると嬉しいです。

たんたんと面白いものを作れる人は尊敬に値します。

たまに僕のことを炎上商法と言う人もいますし、実際それも好きな面はあるのですが、本当の部分ではそれに頼らないで作品だけで勝負すべきだと思っています。

たんたんと生きてたんたんと死にたいんです。

 

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