ダマテン一閃! 滝沢和典の気迫が呼び寄せた執念の二盃口【Mリーグ2020観戦記2/19】担当記者:渡邊浩史郎

形はとにかく悪いが二枚目とあってはこれを仕掛けないわけにもいかない。

しかしそこに飛んでくるのは4着目、朝倉のリーチ。マンガンツモ、5200直撃で3着逆転だ。

一旦は回った萩原だったがこのは……

押した!のワンチャンスとはいえ宣言牌周り。ここは着順上昇を目指した連荘を狙う。

を引いて聴牌!ここは

を選んだ。は二筋、は一筋。少しでも安全な方を選んだのだが……

これが朝倉の、カンへの放銃となってしまう。5200。ピッタリ捲りだ!

これで朝倉が3着浮上、萩原がラスに追いやられ、滝沢のトップで幕を閉じた。

この半荘、9局全部アガリが発生し、発生したアガリの最低打点が5200という先発発表から想像した通りの展開となった。

これは予想だが2位から8位まで団子の今のMリーグ、おそらくまだまだこうした高打点選手たちによる殴り合いのような展開が続くことが予想される。これからも目が離せない、Everyone come on!な終盤戦を見逃すな! 

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