決め手を作ろう!
このコラムでも何度も言っていますが、打点意識は非常に大事です
今回は、そのバランスについてのお話をします。
「最速マーメイド」でお馴染み、スピードと打点のバランスの優れ
それぞれ何を切ったでしょうか?
ドラ
何を切る?
ドラ何を切る?
解答
↓
↓
1枚目 打
2枚目 打
解説
まず1枚目から解説していきます。
ドラ
この手、素直に和了りに行くならオタ風のを切るでしょう。そし
しかし、魚谷選手はここでを切りました。
この時の魚谷選手の思考を考えてみましょう。
①字牌を切ると、安くなるのに形が悪いので、あまり良いことがな
②ホンイツに行くならは全ていらない
③カンがサクッと入っても、まだ形が悪いし安くなるだけ。な
以上のことから切りとなりました。
ここで大事なのは、を切っても形が悪すぎて、別にそこまで速く
どうせ遅い手なら、高くした方が得ですよね?
わずかでも速くすることを狙うより、大きく打点を上げることを考
ちなみに結果はこうでした。
惜しくも和了れませんでしたが、しっかりとマンガンのテンパイを
それでは続いて2枚目の解説です。
ドラ
普通に考えると辺りを切るでしょう。かなりリーチは打てそう
しかし、魚谷選手はを切りました。これだと速度は遅くなります
では、何故を切ったのか考えてみましょう。
①点棒状況を見ると、安い和了をしてもあまり意味がない(三着目
②マンガンをツモると、一気にトップ目でオーラスを迎えることが
③456の三色になるには、と必要で、崩れやすい
④を切れば、少なくともタンヤオにはかなりなるので、それなり
つまり、スピードを犠牲にしても打点を狙う価値がかなりある状況
そしてその場合、不確定な三色より確定しているタンヤオの方が良
結果はどうなったかと言いますと……
見事、メンタンピンツモ一盃口赤のハネマンのツモ和了となりまし
落としが今度は最高の結果となったのです。
毎回打点を狙ってはダメですが、上手い人は絶妙なバランスを取っ
それでは、また!
渋川通信
最近蜜柑にハマっています。いろんな種類があるし、全部美味し